“シェアハウス”よりプライバシーが守れる“コレクティブハウス”とは?

“シェアハウス”よりプライバシーが守れる“コレクティブハウス”とは?

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大勢の人と共に暮らすがプライバシーは守れる“コレクティブハウス”というライフスタイルがあるという。1月17日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」は、第一生命経済研究所 ライフデザイン研究部 研究員の福澤涼子さんに“コレクティブハウス”とは何か説明してもらった。

大竹「今までの方法とは違う新しい試みがあるそうですが…」

福澤「“コレクティブハウス”という暮らし方があります。20世紀前半のスウェーデンでは今の日本と同じように女性の社会進出がすすめられていました。育児の負担を軽減するために居住者の人たちが生活の一部を共同し合うことで負担を減らしていくことが目的の住宅のカタチとなります。日本でも2000年代以降に見られるようになってきました。そこでは“コモンミール”といって共同で炊事を行う仕組みがあったりですとか、普通のマンション型の住宅と比べ距離感が非常に近くなるので互いに育児をお願いし合ったり、自分が出張でどうしても帰れない時には子どもを別のお宅に泊まらせてもらうとか、そういった住まいになりますね」

大竹「例えば7家族くらいいれば、食事は1週間に1回作ればいいって話ですか?」

福澤「おっしゃる通りになります。例えば大人が15人いた場合、月に1回作れば、2日に1回は誰か他の住人の方が用意してくれた食事を食べることができるんですね」

大竹「それは“シェアハウス”の拡大版みたいなことになりますか?各自独自の生活をしながら共同の場で食事がとれるみたいなことですか?」

福澤「“シェアハウス”は水回り、台所、キッチン自体を共同で使っている住まいなんですけれど、“コレクティブハウス”は各個室の中にもキッチン、台所、風呂はついているのでプライバシーは一定程度確保できると思います。それとは別に大きな“コモンキッチン”“コモンルーム”という皆さんが使えるスペースがあったりします。そういったところを使って生活の一部分を共同していこうという住まいになります」

この他番組では、福澤涼子さんがママ友という関係性の話や“コレクティブハウス”について詳しく説明しています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。

福澤涼子さんは番組の「大竹メインディッシュ」のコーナーにご出演です。

 

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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