元NHKアナ徳田章「新人の頃は全国放送というだけでドキドキ」

元NHKアナ徳田章「新人の頃は全国放送というだけでドキドキ」

Share

『のど自慢』や『連想ゲーム』の司会を担当した元NHKアナウンサーの徳田章さん。1月24日の「くにまる食堂(文化放送)」では、地方局にいた新人アナウンサー時代は全国放送に出るというだけで、とにかく緊張していたという話を聞かせてくれた。

徳田「今はNHKに入ってすぐ全国放送で原稿を読みますけど、当時は全国放送には1年くらい出してもらえなかったんです」

邦丸「そうなんですか」

徳田「でも唯一出してもらえたのが『こどもニュース』。5分間を1分30秒ずつ3つの放送局で繋いでいくんです。そうすると4分30秒でしょう。残りのアタマ15秒、終わり15秒を東京の女性アナウンサーが枠をつける。『今日は福井と宮崎と鳥取からお送りします』みたいな感じで」

邦丸「はい」

徳田「顔は映らないんです。フイルムのニュースでね、福井だとよく『越前松島水族館でこういう魚の赤ちゃんが生まれました』みたいな感じで。このニュースに出るとなると親に電話して『今日、こどもニュースあるよ』って」

邦丸「(笑)」

徳田「顔は出ないんだけど親に電話して、6時前にスタジオに入って待ってるんです。1分くらい前になるとライトがパーンってつくんですね。フイルムが切れた時にアナウンサーを撮らなきゃいけないから。ライトがつくとカーーーッとなって『あ~~~、全国放送だぁ~~~始まる~~~』みたいな緊張感の中、読むわけですよ。『越前松島水族館では今日イルカの赤ちゃんが生まれました』もう肩はバリバリで観てる親や今はウチのお嫁さんになった当時の彼女はみんな緊張して生唾飲み込んでたようです」

邦丸「(笑)」

徳田「こっちだって生唾飲み込んでるんですけどね」

邦丸「声だけとはいえ、北海道から沖縄までですもんね」

徳田「そうです。もうドキドキでした」

この後、番組では徳田章さんが『のど自慢』の収録で使ったNHKならではの緻密な台本を披露。徳田章さんの話をもっと聴いてみたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

この記事の番組情報


くにまる食堂

くにまる食堂

月~木 9:00~13:00

その他の主な出演者
CLOSE
その他の主な出演者

リスナーが今気になる政治・経済・エンタメ情報をお届けし、リスナーの意見を紹介する機会を充実させ、”知りたい””言いたい”気持ちに応える場所になります。 毎日通…

NOW ON AIR
ページTOPへ