「ウソ泣きとか普通にあります」北尾トロ、裁判傍聴の魅力を語る!
2月23日の「おとなりさん」(文化放送)は、ベストセラー「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」などを執筆されているライターの北尾トロさんが裁判傍聴の魅力を語った。
文化放送・山田弥希寿アナ「裁判傍聴は自分が体験して面白いと思って、執筆されたのですか?」
北尾トロ「雑誌の新連載で何かやろうとなった時に、裁判は誰でも聞けるらしいよということを初めて知りました。1回行ってみたら、興味深い。これは何だ? 仕組みが知りたいと思って通い始めました。行けば書くことがそこにあるという感じだったので、連載を始めました。当時は、裁判傍聴マニアの黎明期。本物がいてすごく面白かった」
高山一実「常連さんと久しぶり! みたいな感じですか?」
北尾「そうそう。裁判終わった後、みんなでしゃべるんです。僕の見立てでは5年は食らうねとか」
山田「面白いですね。見られた裁判で印象に残っているものはありますか?」
北尾「僕は小さい裁判が好きなんです。ちょっとした詐欺とか。刑務所をまじめに務めて出て来たのに、すぐにコンビニで缶コーヒーとおにぎりを万引きしちゃう。本人も気づいたら持ってたみたいな感じ。哀愁が漂う事件が好きです」
高山「興味ありますね~」
北尾「世の中の大半の裁判は小さい事件なので、これが事件になるんだっていう、びっくりするような事件もあります」
高山「足を運ぶ日数が増えると、この人本心で言ってるのかな~とかってわかりますか?」
北尾「なんとなくわかる気がするんですよ」
高山「やっぱり、そうなんだ~」
北尾「うそ泣きとかは普通にありますからね。そろそろ来るなみたいな」
高山「へ~。是非1回見に行きたいな~(笑)」
「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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