CO2からエネルギーを生む夢の技術「メタネーション」!「脱炭素社会へ、ビジネスをいかに進化させるか」

CO2からエネルギーを生む夢の技術「メタネーション」!「脱炭素社会へ、ビジネスをいかに進化させるか」

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様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが様々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」。

2023年3月5日、3月12日の放送では、常連さんにフィラメント代表取締役CEOの角勝さん、お客様に東京ガス株式会社水素・カーボンマネジメント技術戦略部長の矢加部久孝さんがご来店。お二人を迎えて「脱炭素社会へ、ビジネスをいかに進化させるか」をテーマに、トークを展開しました。現在東京ガスでは、「メタネーション」という夢の技術を研究しているとのこと。それを聞いてマスターが…

入山:東京ガスは、脱炭素にむけてメタネーションという技術に注目しているそうですが、これはどんなものですか?

矢加部:メタネーションは、「メタンをつくる」という動詞になります。メタンは基本的には天然ガスの主成分でして、そのつくりかたは、二酸化炭素を回収して、水素を原料として、その2つを反応させてつくります。その技術をメタネーションと呼びます。

入山:メタンは天然ガスとして、すわなちエネルギーとして使い、残りのH2Oは、水になる。メタネーションは、環境に極めてクリーンな技術なんですね。

矢加部:はい、環境負荷がとても小さい技術です。2030年には都市ガスの1%を合成メタンに、代えたいと考えています。ただ1%だと、少ないと思うかもしれませんが、これはボリュームにすると、年間8000万立方メートル。いままで、世界的にこれ程大きな規模で、つくった前例はないんです。というのも、メタンは合成するより、天然ガスとして採取した方が安いし確実。ところが、化石燃料を使えない時代となると、自分たちでつくらないといけません。

入山:なにより、二酸化炭素から作るわけですから、環境に良いですよね。角さん、ここまでのお話どうでしょうか?

角:メタンって、ありふれたもので、温室効果ガスになるけど、合成して燃やせば、温室効果ガスにならない。二酸化炭素という、いらないものから燃料が作れるのは、夢みたいな話ですね。

夢の技術「メタネーション」。しかし、その夢を実現するには3つの大きな課題があると、矢加部さんはお話します。果たして、その課題とは?

放送の様子はこちらから




ゲスト紹介
角勝さん
大阪市役所時代に、「大阪イノベーションハブ」の立上げと企画運営を担当。2015年には、大阪市を退職し、(共に創ると書いて)共創による新規事業や組織、人材の開発を行う株式会社フィラメントを設立。

矢加部久孝さん
大学卒業後、東京ガスに入社。超電導工学研究所への出向や東京ガス内研究所への配属を経験する一方、研究者としての活動にも邁進され、筑波大学で工学の博士号を取得。その後、燃料電池の研究開発などに携わり、2021年には、水素・カーボンマネジメント技術戦略部長に就任。さらに、東京ガスの執行役員も兼任しつつ、国際ガス連盟のR&D&Innovation委員会・前委員長、水素エネルギー協会・副会長、エネルギー資源学会・理事といった国内・国外の委員でも精力的に活動。

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