大竹まこと「これじゃ身分制度」小島慶子「幸せな国になんかなりっこない」非正規公務員の実態に嘆く

東京新聞によれば、自治体を支える非正規の地方公務員に対する雇い止めが増加しており、住民も議員もその実態を知らず、公務の現場がやせ細って崩壊しているという。パートナーの小島慶子は「正規公務員が入る労働組合に入れないなんて、身分の低いものは入れません、という身分制みたい」と糾弾。さらに、「非正規で働いているのは女性が多い。配偶者がいるから安い給料でも食べられなくなったりしないでしょ、という時代と合わない前提の下、女性を使い捨てられるような労働力として使っている。女性の貧困にもつながる」。と述べた上で、「引きこもりの相談窓口など、本当に困っている人がやっとの思いで相談に来た場所が疲れ切っていたら受け止められないですよね。日本中がこんなだったら、幸せな国になんかなりっこない」。と怒り、「安く使い勝手がいい非正規労働者で社会を回そうとするのを本当にやめてほしい」と改めて強く主張した。大竹は「身分制度みたいじゃない？公務員でこんな状態なんだから、民間は一体どんな状態になっているのか。本来なら非正規で3年務めて正規になる話だったよね。実態はその直前に雇止めして、もう一回最初から。契約は1年、なんていう不安定な中でやっていかなきゃいけないのでしょ。システム自体が問題だよ」と表に現れない、民間の非正規雇用労働者の実態も懸念し、制度の見直しを訴えた。

 

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時～3時30分、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。