4月29日(木)西武2-5ロッテ【GameHighlights】

4月29日(木)西武2-5ロッテ【GameHighlights】

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この4失点を糧にもう一度這い上がってほしい。
ライオンズ先発の伊藤翔は初回、マーティンの一発を含む2安打3四球、一死1・3塁でマウンドを後にした。中継ぎで結果を出して掴み獲った先発のチャンス、2度目の登板も首脳陣の期待に応えられず「申し訳ない気持ちです」の一言を絞りだすのが精一杯だった。

打線は初回に源田の11試合連続安打となる3ベース、4番・中村の3試合連続タイムリーなどで反撃の狼煙をあげたものの、呉念庭の二遊間を抜けるかという当たりがショート藤岡の好守に阻まれ、結果的にはこの回の2点止まりに終わった。

それでも明るい材料はある。中継ぎで再起を図る松本航は突然の出番にも「しっかり準備して気持ちも整っていた、どの打者に対しても1球目から全力で入っていけるよう思い切り投げました」と2番手として6回まで82球を投じ、5安打1失点。試合を立て直した。

また、9番で3試合ぶりのスタメンに名を連ねたルーキーの若林楽人は「目標として掲げている盗塁王に向けて、3月4月はしっかりやってこれたかなと思います」と両リーグ最速で10盗塁に到達。レギュラー選手が110~120打席のこの時期、若林は79打席(代走出場も一度のみ)、打率.209での結果と考えれば末恐ろしい数字だ。「打てない時でも走塁と守備でチームに貢献したい」とセンターの守備でもファインプレーををみせ、存在感を示した。

連勝は止まったが、投打共に成長著しい若獅子が経験を積みながらのカード勝ち越し。次は札幌に乗り込んで、牙をむいてみせる。

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