賞味期限は「おいしさの目安」、消費期限は「本当の締切」!?

賞味期限は「おいしさの目安」、消費期限は「本当の締切」!?

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7月19日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーのテーマは「賞味期限」。近年、賞味期限間近や、期限切れとなった商品を格安で販売する店舗が増えている。人によって考え方の違う「賞味期限」や、消費期限との違いなどを語り合った。

西川あやの「賞味期限間近・期限切れの商品を売るって、どう思います?」

石戸諭・永井玲衣「全然いい」

西川「期限が切れていてもいい?」

永井「いいかな。すぐ食べる準備ができていれば、よりよいですね」

西川「モノによりますね。お野菜とかはその日に使いきれるし」

石戸「そもそも賞味期限っていう言葉が、いろんなところで混同されがちっていうことでしょう? 賞味期限と消費期限、前者は『おいしく食べられる期限』っていうことで、メーカー側が自主的に教えてくれている。健康に害はないし、何か起きるわけでもない、と考えると、賞味期限を少し過ぎたからといって、センシティブになる必要はないんじゃないの、というのはありますね」

西川「そう。賞味期限は『おいしさの目安』なんです。定められた方法で保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が充分に可能であると認められた期限を示す年月日、ということで。主にスナック菓子、缶詰、冷凍食品、即席麵類、牛乳、乳製品などに適用されていて」

石戸「うん」

西川「消費期限は、やっぱり守ったほうがいいですね。定められた方法で保存した場合において、品質の劣化に伴い、安全性を欠くおそれがないと認められた期限を示す年月日のこと。お肉、野菜、サンドイッチ、お弁当などに適用される。おいしさの(賞味)期限と、安全に食べられる(消費)期限」

石戸「生モノに関しては当然だけど、足が速い(長持ちしない)という点があるし、消費期限を定めて管理する、というのは公衆衛生的にも正しいやり方だと思う。安全に食べられる、デッドラインはここまで、と定める必要はある」

西川「『消費』はね。賞味期限が切れたものは食品衛生法により禁止されているとはいえません、ということで販売も大丈夫ということです」

紛らわしい賞味期限と消費期限について、「こう呼び方を変えてみては?」という案も飛び出した。

永井「ややこしい。漢字4文字だし、『期限』ってついているから。たまにお菓子とか買ったとき、店員さんが『何日を目安にお召し上がりください』とおっしゃるじゃないですか。あれ、すごくいいと思うんですね。賞味期限の名前を『目安』とかにすればいいのかなって」

西川「『賞味目安』?」

永井「そうそう。期限って言われると『締切?』みたいな感じがする、私たちの職業柄、そうなのかもしれませんけど(笑)」

石戸「職業柄でしょう(笑)。もう校了だ、あと1枚だ……みたいな」

永井「間に合うか、ちょっと過ぎてもいいか? みたいなね」

石戸「本当の締切を知っているか知っていないかはデカい。そんな話はどうでもいい(笑)」

西川「『本当の締切』が消費期限、っていうことですかね」

永井「まさにそうです(笑)」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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