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学生3大駅伝全てを中継する文化放送は、 年間を通して大学生長距離アスリートを追いかけていきます。この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、紹介していく番組です。
2012年12月 8日

法政大学OB、駿河台大学 徳本一善監督インタビュー

12月6日放送

 

松島アナ:まずは母校の法政大学が今回3年ぶりの出場という事で、

やはりうれしいものですよね?

徳本監督:はい、それだけが良いニュースでした。

予選会走っているのを見ていて、

10人通過が15キロで通過した順位で、

けっこう良い順位でいたんで、

今年は何とか行けるんじゃないかっていうのと、

ようやくエースの西池君が復活してくれたっていうことで、

明るい材料が母校にはあったんで、

それに刺激を受けて僕も頑張ろうというふうには思います。

 

松島アナ:今だいぶ大学生の時からは時間経ちましたけど、

改めて箱根駅伝とはどういう舞台だったかと聞かれたら

何と答えますか?

徳本監督:そうですね、けっこうそういった質問、

ものすごく色んなところでされるんですよ。

でも、僕が思うのはあの経験が引き金になっていると

思っているんですよ。

今があるのはやっぱりあの箱根駅伝を経験したことが大きいと、

何か辛いこととかあった時にあのときのことに比べたらって、

まだ俺はできるだろうっていう。

要するに何でも奮い立たせる引き金にする。

自分を落とす前に、あそこのところを思い出せばっていうので、

それでまた自分を奮い立たせるっていうか、

そういうふうにできるものじゃないのかな。

僕は4年の時に途中棄権しましたけども、

逆に快走してた選手も、あの時に

あれだけ頑張れたんだからっていうふうに、

きっと僕だけじゃなくて、色んな選手も引き金にして、

たぶん今も一生懸命頑張っている選手って

たくさんいると思うんですよ。

だから、箱根駅伝ってそういう魅力があるんじゃないかな。

だから、OBもたくさん応援してくれるし、

ファンもたくさんいるんじゃないのかなっていうふうに

感じますけどね。

 

松島アナ:そして、駿河台大学駅伝部監督として、

初めて臨んだ10月の箱根駅伝予選会を振り返っみて

いかがでしたか?

徳本監督:やっぱり自分が現役のころとは違って、

また違った緊張感というか...。

やっぱり指揮官なので、ものすごい戦略だったりとか

選手の体調とかを緻密に細かくチェックする必要があったので、

選手の時っていうのはただ集中して、

自分の置かれている状況をしっかり走る、

自分の力を出すってことだけに集中すればよかったんですけど、

そうじゃない集中の仕方というか気配り方っていうか。

そもそも僕の生活上、気配りをするようなタイプじゃないので(笑)、

ものすごく疲れましたし、ものすごく神経使った1日でしたね。

松島アナ:今回の箱根駅伝の予選会が終わった後、

チームの選手たちにはどういう声をまず掛けましたか?

徳本監督:見て分かるように今のままでは到底箱根駅伝には出れないぞと。

特に今の2年生は悪いけどこのままだと何も力も出せずに、

何も目指すものがなく4年間過ごしてしまうよ。

そこがお前たちの意気込みだか、やる気に掛かっているから、

チームの雰囲気を良くも悪くも、

やっぱり選手自身が何かきっかけを掴んで、

前に進む努力をするていうのを見せなきゃダメだって

話はしましたね。

 

松島アナ:駿河台大学の監督として、

何年後に箱根駅伝に出場したいかという

目標はありますか。

徳本監督:僕の気持ちとしては、

5年掛けて選手を箱根に出れるんじゃないかって

いうところまでは持っていきたいなと思っています。

ただ今の2年生もようやく一生懸命になってくれているので、

できれば今の2年生が4年になった時に、

ある程度目指せるんだっていう気持ちを持って

スタートラインに立たせられるような

チームにしてはあげたいなと思っているんで、

そこはもう選手と僕との意思疎通と

戦いなのかなって思ってます。

 

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