番組ブログ
第925回 施設に入って元気になった母
栄養不足で倒れたお母様。
有料ホームに入所すると、きちんとご飯を食べるので元気になった。
見舞いに行くと「連れて帰って」とせがむので
「今度お彼岸にね」と振り切って帰ってくると、
ご近所の親しいおばさんの訃報が届いた...
「虫の知らせってあるんでしょうね。
でもホームで食事が楽しみというのはいいですね。
うちの親父は、美味いもの食べに連れてってくれって。
親父と食べるメシはいいなあ。
第920回 12月に母になる娘へ
去年ご結婚されたお嬢様が妊娠、
12月にはおばあちゃんになります...という嬉しいご報告。
「おめでとうございます。
里帰り出産、うちの女房もそうでしたね。
考えてみると、うちは男の子2人だから
初孫は向こうの親の近くで産むんだろうなあ。
寂しいなあ...」
第915回 親子で過ごした停電の夜
9月6日、北海道を襲った震度7の地震。
死者41名、全道が停電に見舞われるなど深い爪痕を残しました。
今回は停電、断水を経験した芽室町のお母様から届いた手紙をご紹介。
怖がる8歳、6歳、3歳の子どもたちを励ましながら、
花火をしたり、懐中電灯で影絵を作ったり、歌を歌ったり...
濃密な時間を過ごせました...という内容でした。
「予期せぬ大地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
俺も阪神淡路大震災を経験しましたが、やっぱり一番不安なのは
いつになったら電気回復するんだろう、いつになったら水が出るんだろう...
ということでした。これから厳しい冬、まだまだ避難生活続くかと思いますが、
日本中のみんなが応援しています!」
第910回 ハグしてくれた母
手術できないガンで、最期のときが迫る母。
本人には明かしていなかったが、わかっていたのでしょう。
意識が亡くなる前、子どもや孫をひとりひとり呼んで、ハグしてくれた。
「不思議ですね...
うちのお袋も、亡くなる前、多弁になって...
郁恵ちゃんだけは大切にするんだよ、なんて。
そういえば津川さんも、雪路さんを追うように旅立ってしまいました。
一緒に旅立っていくことが多いんでしょうか...
でもうちの親父は、お袋が亡くなった後も長生きですが...」
第905回 甘い甘~い母の思い出
甘いものを作るのが得意だった母。
手作りの月餅、シュークリーム...休日にはおはぎを山ほど作り、
翌日の弁当がおはぎだったこともある...という新聞掲載の投稿をご紹介。
「甘いもの、貴重でしたよね。昔はなかなか家で作ることもありませんでした。
そんな中でも、つきたての餅をあんころ餅とかきなこ餅にして食べたのを覚えています。
でもお袋は洋菓子は作りませんでしたね。
女房がシフォンケーキを作ってくれたときには天才かなと思いました。
でもそんな天才もここ10年ほど登場していませんね...」
第900回 ほめ上手な母
母親が直接じゃなく、間接的にほめてくれるのは嬉しいもの。
何のとりえもない私を「あなたはこんなことができる。凄い」
「うちの娘はこんなに優秀なんです」と人に自慢したりする。
恥かしいけど、本当にうれしかった、ホメ上手...というメールをご紹介。
「俺も褒められて伸びるタイプですから、褒められるの大好きです。
うちの義理の母も、人が来ると『徹さん優しいんですよ...』って言ってくれるんです。
でもその理由が三十年くらい前の話で...新ネタはないのかよ(笑)」
第895回 母に学んだこと
このままだとアルツハイマーになる...と言われたお母様。
これは大変...と、さまざまなトレーニングを行ったところ
今ではずいぶん改善された。
じっくり話を聞くことで、いろいろ学ぶことも多かった...
という、新聞掲載の投稿をご紹介。
「こういうことを通じて接していることが大切なんだと思います。
うちのおばあちゃんも2日ぐらい一人でいると、
受け答えがちょっと微妙な感じになって。
そんな時は一生懸命話しかけると、向こうも、
堰を切ったようにいろいろ話してくれて...」
第880回 それはそうと
食欲旺盛な94歳のお母様。
すこぶる元気で3階までの階段を一日に10往復するほど足腰が強い。
でも、物忘れが増え、ちょっぴり認知症の症状も出てきた。
そこで「認知症サポート研修」を受け、「同じことを何回も聞かれたら、『それはそうと』と、別の話題に誘ってみて」と教わってさっそく実践。
すると、話題があまりないので、3日も経つと、お母様の方から「それはそうと」と切り返されるようになった...という、新聞掲載の投稿をご紹介しました。
「お母さんの方が一枚も二枚も上手というお話ですね。でも、我々もおんなじ話、多いですよ。同居の母も多いです。女房も、二男も、よく同じ話が出てきて...これ、年はあまり関係ないんじゃないかな。『それはそうと』って、お年寄りだけじゃなく、誰にでも使えるような気がします...」
第870回 糖尿病で亡くなった母へ
食べることが大好き、夜中にカップ麺を食べたり
タバコも吸い続けたお母様。
亡くなる5年前には両足切断、透析も始まって、
本当によくがんばりました...という息子さんからの投稿。
「決していい母親とは言えなかった、と書いてありましたが、
そこに息子さんの愛情を感じますね」
第865回 二男への伝言
やんちゃで散々苦労させられた二男が
就職してからはマジメになり、ホッとしている。
そしてめでたく新婚生活を送ることになり...
「いいですねえ。
子どもはいつになっても、親から見れば子どもなんですね。
一人暮らししろと言ったり、バイトをしろと言ったり
第860回 隣室から聞こえた母の言葉
「あの子が台所を掃除してくれると、本当にきれいになるのよ!」
そんな母と来客との会話が漏れ聞こえてきて、
それが嬉しくて嬉しくてたまらず、
掃除そのものが好きになった...という、新聞掲載の投稿をご紹介。
そう、目の前でほめられるのもいいけれど、
自分のいない所でほめられるのも、本当に嬉しいものですよね!
第855回 ウキウキと歯医者に通う母
最近、お母様が上機嫌。
ウキウキと歯医者に通っている。
何かと思ったら、その歯医者さんが「イケメン」で、
しかもお母様に「若い頃はさぞかしシャン(美人)だったでしょうね...」と、
ノセられているんだそうで...。
どんなに年を重ねても、ウキウキするのはいいことですよね!
第850回 人を励ます喜び
認知症になってしまったお母さんとの
最後の日々をまとめた、
新聞掲載の投稿をご紹介。
寂しかったから、娘夫婦の悪口を言う。
でも次の日には「世話をかけるね」と
優しい言葉をかけてくれたり...
「人は年を取っていくと
いろんな変化を見せてくれるものなんですよね」
第845回 八丈島から信州に嫁いできた母
1964年、8人兄弟の末っ子として生まれた男性。その時、母は43歳。
八丈島で生まれ、東京の軍需工場で父と出会い、右も左もわからぬ信州に嫁いできた母。
それまでやったこともなかった農業に必死に取り組み、父亡き後も投稿者を大学まで行かせてくれた...
「うちの本家もかなり一生懸命に農業をやってましたが、しばらく休耕田になってたんです。
ところが、いとこの娘婿が、それまでサラリーマンだったのに会社を辞めて、
必死に農業に取り組んでるんですよ。
で、こないだ、まだうまくできないんだけど...と言いながらイチゴをくれたんですけど、めっちゃくちゃ旨かった!」
第840回 あまり仲良くない母へ
お母さんと折り合いの悪い女性。
いくつになっても反抗期が続いてます。
もっと素直になりたいけど、なかなかなれない...という
北海道在住の方のメッセージをご紹介。
「親が年老いたなあと思うと、
正直、キツい言葉をかけてしまったりすること、
ありますよね...」
第835回 50を過ぎて母に似てきた私
高知県から届いたお葉書。
母とは顔立ちも性格も全然違い、気も合わなかったという投稿者の女性。
ところが50を過ぎると、まるで双子のように似てきた。やっぱり親子なんだなと納得。
長い反抗期でした...
「素敵ですね。
年を重ねると似てくるものですよね。
親父の好きじゃなかった部分が、俺の中にも出てくるようになりました。
人が真剣に話をしているときに、途中でふざけちゃうところとか...」
第830回 夏休み、海に連れて行ってくれた母
茨城から北海道へ嫁いできたお母様。
貧しいながらも楽しい毎日を送っていたある夏の日、
海へ連れて行ってくれた。
そこで氷いちごを食べさせてもらったけど
お母様ご本人は食べなかった...
後に「親は子どもの喜ぶ顔を見たら、
それだけで嬉しいんだよ」と話していらしたとか...
「今思えば、そんなに高価じゃないんだけど
心の中に残っている宝物ってありますよね
俺も親に連れてってもらって食べたイカの丸焼きが忘れられません」
第825回 何でも一人で決めた息子へ
進学も就職も結婚も、
親に相談することなく決めた息子。
素晴らしい息子に育ってくれて嬉しい...
というお母様からのメッセージをご紹介。
「おめでとうございます。
うちの3人の姪っ子のうち2人が出産して幸せそうにしてます。
うちの息子たちが行くと、とてもなついてるんです。
いい光景だな...と思いつつ。
じゃあ、うちの孫はいつになったら見られるんだろう...」
第820回 優しい二人の娘に感謝!
二人のお嬢様がいるお母様。
「一人は地方に嫁ぎ、一人はボランティアで海外にいます。
嫁いだ娘は、いつも私たち夫婦の安否を気遣い、メールや電話をくれます。
海外に行った娘の任地は、メールも電話もつながらない奥地で、
互いに連絡できない状態でしたが、看護師としてがんばってきて、
先日2年の任期を終え、久しぶりに帰ってきました。
そんな娘が、「私には帰る家がある。家族がいる。
何気ないことだけど、幸せで大切な時間だよね」...と、
しみじみ話してくれました。
主人はもうすぐ80歳、いつも気遣ってくれる
優しい二人の娘に感謝!」...というメッセージを頂戴しました。
「うちのマネージャーの奥さんも看護師さんなんです。
で、そのお母さんも看護師さん。
奥さんの弟さんの奥さんも看護師さん。
でマネージャーの実の弟さんの奥さんも看護師さん。
で、そのマネージャーの娘さんも将来、看護師さんになりたいと...
これは羨ましいですね。頼りになるなあ」
第815回 行ってらっしゃい!
旦那様と子どもたちが出かけるとき、
必ず玄関の外に出て「行ってらっしゃい!」と声をかけるお母さん。
その習慣は、自分の母親から受け継いだもの...という、
心温まるメッセージをご紹介。
「うちの母も必ず外に出て父が見えなくなるまで見送っていましたねー。
わが渡辺家も、俺が出かけるぞ、と言えば、
家にいる人間がみんな出てきて行ってらっしゃい、と言ってくれますし、
女房が出て行くときは俺も見送ります。
よし、がんばるぞ、というスイッチが入るんですね」