番組ブログ
第575回 亡き母の日記帳
手元に残された母の日記帳。
開くのが怖かったけれど、意を決して開けてみたら、
そこには若い頃愛唱していた古今東西の詩が
ていねいな字で書き込まれていた...
「素敵なお話ですね。
俺も手帳やメモなど誰にも見せないものありますが、
何かあった時に見られたら...
俺の場合はおいしいハンバーガーの店とか、
行ってみたい店とか...」食べ物の話ばっかり!
第570回 リハビリに耐え手首を完治させた母
手首を骨折して医師に元通りにはならないと宣告された母。
でも自分で専門医を探し、2年半、1日も休まずリハビリに通い、
完治させました...!
「あきらめない気持ちって、持ってなきゃいけませんよね。
あきらめたら、そこでストップ...っていうことになっちゃうから
母の強さ、俺たちが受け継いでいかなきゃいけませんね」
第565回 優しい子どもに囲まれ
長男から届いたフルコースの食事券。
二男夫婦が上着をプレゼントしてくれ、
長女がコーディネイトしてくれた服装で
レストランに出かけました。
優しい子どもたちに囲まれ、
感謝しています...との新聞投稿をご紹介しました。
「これは嬉しいでしょうねえ!
お子さんたちの見事な連携プレー!
うちの息子たちも、この話、聞いてくれないかなあ」
第560回 元気な母に頭が下がります
かつてお豆腐屋さんをやりながら、
子どもたちを立派に育て上げた母。
70歳になった今もコンビニでバリバリ働いている。
育児や家事で辛い時は、そんな母のことを思い出し、
やる気を奮い立たせている...という女性からのメッセージ。
「主婦ってすごいですね。
じっと座っている時間がほとんどない。
うちの女房ものんびりしてるの見たことないです」
第555回 毎年咲くバラの花束
いま24歳の息子さんが小学生の時、
母の日に「安モンちゃうで!」と、
立派なバラの鉢植えをくれた。
「枯らさんといてな」との言葉に、一生懸命育て、
今でもこの時期になると毎年真紅の花が咲き誇る...
という新聞掲載の投稿をご紹介。
「バラの栽培は本当に難しいと聞きます。
プレゼントされた方の思いが
こもっているからなんでしょうね。
うちの庭でも美輪明宏さんからプレゼントされた
黄色い花が根付いて、毎年見事に咲き誇ってくれます」
第550回 42年間、お疲れさまでした!
42年間働いた会社を3月末で定年退職するお母様。
家事と仕事をがんばって両立、
毎朝目覚めると朝食は言うに及ばず、
お弁当まですっかり出来上がっていた...
明日までに雑巾5枚をリクエストしたときも
嫌な顔一つせず縫い上げてくれた...
「還暦、定年退職、おおめでとうございます。
親の立場になって自分の親の大変さがわかる。
その繰り返しが大切なんだと思います」
第545回 母の大病を経て、自立した私
視覚障害をお持ちの30代女性からのメール。
大病を患ったお母様につきっきりの看病を続け、
なんとか生活ができるようになったところで、
一人暮らしを決意。
「もう母に頼り続けてはいけない。
父にも負担がかかる、
自分たちが死んだらこの子はどうなるんだろうと、
心配させてしまうことになるから...」
サポーターの皆さんのおかげで、
6年間、無事に生きてきました。
お母さん、産んでくれてありがとう!
「自主的に生きていくって決意されたこと、
本当に頭が下がりますね、
ちゃんと助けてくれる方がいらっしゃるし、
そういうシステムもあるんですよね」
第535回 30歳で逝った我が子へ
3年前、突然病に倒れ、
30歳で急逝された息子さんへの思いを
送ってくださったお母様。
「胸が痛くなりますね。
でも明るくこうやって語りかけてくださって...
これからもどんどんメールでメッセージ、送ってくださいね」
第530回 誕生日が告別式に...
92歳を目前に亡くなり、
誕生日が告別式になってしまった母...
危篤の知らせに駆けつけると、
まるで待っていたかのように静かに息を引き取った...
「お別れは寂しいものです。
先日、渡瀬恒彦さんが亡くなりました。
共演させていただいたとき、
本当に作品を愛していらっしゃるんだな、と思ったものです。
寂しいです。心からご冥福をお祈りします」
第520回 筆箱レターでエール
登校を嫌がるようになった娘を励まそうと一計を案じ、
筆箱にこっそり手紙をしのばせるようにしたお母さん。
作戦は功を奏し、元気に学校に行くようになった...という
新聞掲載の投稿をご紹介。
「素晴らしいアイディアですね。
うちの女房も、早朝出かける時など、お弁当に
必ず一言添えてくれるんです。これは嬉しいですね」
第515回 82歳、一番頼りになる家族
家庭をちゃんと守ってくれ、料理の腕も抜群という82歳のお母様。
この歳で老人ホームに慰問に出かけているというから凄いですね!
「素敵ですね!
うちの劇団でも、川辺久造先輩が、自主企画で朗読会をやったんです。
ことし85歳になられますが、本当にいい顔してました。
人を楽しませようとするというのは、
本当に大切なことなんですね」
第510回 腰が曲がっても素敵な母
宮城県の50代男性から届いたメールをご紹介します。
「母は81歳。腰も曲がり、歩くのも大変そうですが、
毎朝4時に起きて朝食の支度、漬物も上手です。
いつもありがとう、長生きしてください!」
うちも同居している義理の母、83歳過ぎましたが、
本当によく働いてくれます。
誰よりも早く起きて掃除、洗濯、食事の支度...
妻は「じっとしててよ!」母は「大丈夫だから!」
「私がやるから!」「私がやるから!」
これどうしたらいいんでしょうねえ...
第495回 決して甘えない母
杖をつき、日々を過ごしていながら、
決して苦しいと言わないお母様。
もう甘えてもいいんだよ。でも決して甘えないんだろうな...
そんな母が大好きです、という40代男性からのメールをご紹介。
「お母さんに対する男の気持ちが集約されてますよね。
俺たちの親世代って、本当に甘えないし、
痛かったり苦しかったりすることを隠しますよね。
でもこれからは、何でも気軽に打ち明けられる環境を
整えていくことも大事かもしれませんね」
来週から2週間は東京のスタジオを飛び出して、
熊本からお送りします! どうぞお楽しみに。
第490回 なぜあんなに母に反発したんだろう
83歳、認知症を患う母。
元気だった頃は、反発するばかり。
どうしてあんなに反発したんだろう、と後悔している娘さんからのメールをご紹介。
「親子っていうのは衝突しますよね。歯に衣を着せぬ言い方で...
遠慮がない、ホンネで話せるからですかね。
うちも女房とそのお袋のやり取りみてると、それは凄いですよ」
第480回 4年制大学に通わせてくれた母
生活が苦しい中、母が懸命にやりくりして4年生大学に通わせてくれた。
「嫁入り道具も何も要らないから」
そういって進学したのに、結婚の時には人並み以上の道具も揃えてくれた...
「それが親心というものですよね。
うちは次男が3月からアメリカに留学します。がんばって行ってこい、と
気軽に考えていたが、かかる金額を見て女房と絶句...ゲゲゲ、こんなにかかるのか...と」
第475回 うちの母もサービスしてます
以前、配達の方などにコーヒーをサービスするお母様のお話を
ご紹介したことがありましたが、
「うちの母もそうなんです」というメールをご紹介。
「とても几帳面で、洗濯物を干す順番も決まっていて、
いらつかされることもあります」との文面に、
「手順が決まってますよね。コンピューターみたいに。
女房が洗い物しなくていいからね、と声をかけてもやってしまう。
するといさかいが起きる...でも本当はやってもらう方がいいんですよね」
第470回 私たちを待ってくれていた母
97歳で亡くなったお母様。
危篤の報に、妹さんと二人で駆けつけた時、
もう顔も土気色だったけれど、
大きく目を開いて「会えてよかった」と一言、
それから程なく息を引き取った...
「母親というのは、そこまで気を遣ってくれるのかなということ、
本当によかったいろいろありましたよね。
うちのお袋も、最期に俺の顔を見て、ニコッと笑ってくれました」
第465回 毎朝味噌汁を作ってくれる母
お母様と同居中の男性。
お母様はお嫁さんや孫ともとても仲が良く、
83歳になる今も、毎朝早起きして味噌汁を作ってくださるそうです!
「近くにいればいるほどねえ。毎回申し上げますが、
逆に悪態ついたりしちゃったりするものですよね。
同居する義母、年末に体調を崩して部屋にこもってしまって。
フラフラで顔も青白いのに、洗濯物が畳んで部屋の前に置いてあるんです。
どうして母はあそこまで強いんでしょう。
感謝しなきゃな、と思いつつ、ついキツイこと言っちゃったりするんですよね...」
第455回 弟の誕生日に赤飯を炊いた母。
一人暮らしの母が、息子の誕生日に、
赤飯を炊いて一人で食べていた、という話。
「そうかあ。本人に食べさせるわけでもなく、
自分自身で炊いて食べた。これはジーンときますね」
第450回 3年ぶりに自宅に戻れた母
3年前に重い髄膜炎を患い、
一時は回復不能かもと言われたお母様が、
リハビリを経て無事に退院。
「家はいいな、いいな...」
と口癖のように話していらっしゃるそうです。
「よかったですね。
ご自分の治そうという気持ちの賜物なんでしょうね。
俺も旅公演を終えて数ヶ月ぶりに家に戻ると、
やっぱりいいなあ、と思いますね」