番組ブログ
第1034回 白内障手術の父に付き添って
白内障の手術をする85歳の父に付き添って帰郷。
トイレの介護など嫌がって気を遣うけれど、
87歳の姉が毎日見舞いに来てくれた。
二人で大坂なおみの全豪オープンの話で盛り上がるのが妙におかしく、
ちょっとうれしくなりました...という女性からのメッセージ。
「いくつになっても男のプライド、恥ずかしさってあるんですよね。
でも80代のきょうだいが大坂なおみで盛り上がるのもいいですね!
うちの義母も、お年寄りの美容番組を見ながら
『年は取りたくないわね』と言ってました...」
第1027回 介護なんて大嫌い!
介護なんて大嫌い!
40年経った今でもそう思う、という女性からのメッセージ。
「親の反対を押し切って結婚したその日から介護が始まりました。曾祖母の介護を5年、そしてガンになった義父の世話を看護師だからという理由だけで。誰も手伝ってくれませんでした...」
ご苦労なさったんですね...。
「介護が好きだ、とは言えませんよね。でも、好きにならなくても、当たり前のこと、生活の中の一部として、みんなで協力することの大切さを考えさせられました」(徹さん)
第1023回 バトンタッチ
夫は84歳。短気で気性が激しかったが、一緒に歩いていても老いて行かれてしまう。それが今では杖を突きながら手を組んでゆっくり歩く。たくましい腕は細くなり思い荷物は私がもつ。今では私が頼られ、役割りをゆっくりバトンタッチ。最近では夫に支えられていたことがよくわかってきて、深い感謝の気持ちを持つようになった...という女性の投稿をご紹介しました。
「素敵ですね。腕を組んで歩く。お姿が目に浮かぶようです。ウチも義理の母が86歳で、元気は元気なんですが、足元がちょっと不安なようです。2,3年前から、うちの息子たちと腕を組んで歩くようになりました。普段は恥ずかしがりなのに、友達とあってもお婆ちゃんと一緒なら平気なようです。いい光景です」
第1017回 私も100歳を決意
96歳の娘婿の母と同居する70代の女性。
100歳まで生きたいと願う彼女の介護を手伝い、
「ありがとう」と言われると、心癒される...
「夫婦両方の親御さんが同居されているんですね。
年を取ってもちょっとずつ助け合いながら生きていく...
これからはそういう時代になるといいですね」
第1008回 お互い笑顔に
認知症のお母様と10年間同居の末、
限界となって施設入所ささえることになった女性。
施設に入って、と母に切り出すと
笑顔で「ありがとう」と言ってくれた...
「環境を変えるには決断が必要ですよね。
親父を施設に入れる時もさんざん考えましたが、
施設に入った親父が、ホントにいきいきしてるんです。
施設の皆さん、ありがとうございます!」
第988回 できたじゃない
脳梗塞で夫が倒れ、とうとう来るべきものが...と
覚悟した女性。
服を着る順番が分からず、ズボンの上から
パンツをはいてしまったりしていたが、
着る順番に積み重ねておいたら見事ちゃんと身につけられ、
「できたじゃない!」と笑顔で拍手...
こんな風に明るく、楽しく介護に関わっていこうと決意、
これまで大変世話になって来ただけに、
これからは自分が支えていこう、と決意した...という
新聞掲載の投稿をご紹介。
「この発想は素晴らしいですね。
できなくなったことを'悲しむのじゃなく、
いったんリセットして、
こんなこともできるようになった...と見方を変えていく。
これは素晴らしいと思います」
第976回 子どもは子ども
93歳の母は認知症を発症し、施設暮らし。
週末を過ごしに我が家に来ると、一緒に入浴。
介助しながらも母のほうから「背中を流そうか」と言ってくれたり。
いくつになっても「子どもは子ども」なんですね...
という新聞掲載の投稿をご紹介。
番組最後には、今年を振り返っていただきました。
「いくつになっても子どもは子ども、本当ですね。
うちの義理の母が出かける時、一度外に出たのに、
また戻ってきて『出かける時はちゃんと戸締りしてね』って」
第971回 倒れた父のミカン畑
熊本のミカン農家を継いだ女性から届いたメール。
9月に88歳のお父様が脳梗塞で倒れ、入院生活。
投稿者の女性が仕事を辞め、農家を継ぐことに...
父が丹精込めたミカンを、必死に収穫する毎日です...
「一家の柱が体調不良になると、
突然のように環境が変わってしまうこと、よくありますよね。
俺の文学座の同期にも、親が突然倒れ、
家業を継ぐため突然役者を辞めた奴がいますが、
いま名古屋で布団屋さんをやって、大成功してます。
何をやるにしても、前向きに、天職と思って頑張っていただきたいですね」
第963回 認知症でも周囲を和ます父
93歳の母の介護負担が重くなり、
グループホームに入所した94歳の認知症の父。
月に一度訪問すると、持参した菓子を母に半分食べさせようとしたり
冗談で周囲を和ませたり。
なによりも家族の訪問が嬉しいので、
ひんぱんに来てくださいと言われ、
よし、できるだけ行こうと決意しました。
「家族の訪問がやっぱり嬉しいんですよね。
うちにもイベントの知らせが届くんですが、
親父が出られないか、と聞いてくるようになった。
手土産を買っていくと、郁恵にだけおすそ分けして、
俺にはくれないんですよ(笑)」
第948回 父の料理の腕前
手足が不自由になった母に代わり、
83歳にして料理を担当することになった父...
次第に腕を上げて、友人を家に呼ぶまでになった。
家事全般を楽しみながらできるようになった父を見て安心したのか、
母は眠るように亡くなった...という新聞掲載の投稿をご紹介。
「うちもそうでした。お袋が関節リウマチでだんだん動けなくなって、
まったく料理を作らなかった親父が、自宅介護するようになったんです。
最初はお袋から強烈なダメ出しを受けましたが、
どんどん上達していきました」
第928回 夫の献身を力に、病のりこえ
難病にかかり、寝たきりになった3ヶ月を、
献身的な夫の介護で乗り越えられた...
という奥様からの、新聞掲載の投稿をご紹介。
「素敵なご主人ですね!」
第914回 教え子たちとのLINEが心の支え
教師だったご主人を8年間、介護中の奥様。
脳梗塞で半身まひ、でもがんばってます...とのこと。
最近では教え子の皆様とLINEのグループを始め、
いい支えになっています...というメッセージをご紹介。
「俺にも恩師がいますが、娘さんとメールで連絡しています。
そっち方面に行くと、お目にかかるようにしていますが、
先日、ロケを見に来てくれて...昔のように見守ってくれて、
とてもうれしかったです!」
第903回 「ご飯が固い」とコボす父
神奈川の男性からのメッセージ。
13年前に脳卒中を起こした父。
最近、「弁当屋のご飯が固い」と言い出した。
母は既になく、覚悟はできている。
これから一生懸命面倒を見ます...とのこと。
「市販のご飯が固いというのは、歯が弱くなってきたということなんでしょうか...
食べ物って、顕著にわかりますよね。
うちの親父もだんだん固いものが苦手になってきました。
ビーフシチューとか、うなぎとか。でも結局どんどん高級になってってるだけ?」
第869回 父が喜ぶ楽しさ
96歳で亡くなったお父様。
男性の投稿者は、神戸から実家のある山口まで通い、
月に数日間共に過ごしていた。
刺身を食卓に並べると
最初は「こんな贅沢を!」とよく怒られたが
次第に喜んで食べてくれるようになった...
「このところ俺も、親父の施設に続けて出かけています。
親父は用もないのに来るな、って言いながら、嬉しそうな顔してます」
第863回 親の苦労を実感
認知症の父親を介護し、家業の農業を継ぐため、
大阪に家族を残し、単身で岡山の田舎に戻った男性の、
新聞に掲載された投稿をご紹介。
週末には父親を施設に迎えに行き、
土日は二人で仲良く散歩。
父親は旧知の人に会うと、懐かしそうに話しかけている...とのこと。
無理のない範囲で、農業にも精を出して、
おいしいお米を作ってくださいね!
第857回 祖母の介護を17年
学生時代から17年もの間、祖母の介護を続けていると言う、
30代女性の方からのメールをご紹介。
「祖母は、私が学生の時に認知症になり、記憶がなくなったり、
暴れたり、奇声を発したり...と、一緒に暮らすのが
大変な時期もあり、その時は自暴自棄になっていました。
夜も寝れませんし、ゆっくり風呂も食事もできません。
17年経ち、今は介護にも慣れてきて、サービスも利用しています。
介護派いつまで続くかわかりませんし、
同じ認知症でも症状はバラバラ、どこの家も大変でしょう。
外に出る機会がなくなり、社会から取り残された気もします。
同じく祖父母の介護をしてる人は周りになかなかいません。
また経済的な不安もあります。
同じような方と交流が持てる場がもっとあればな...と思います」
ぜひこの番組をそんな場としてお使いください!
第832回 特別養護老人ホームの夫へ
認知症が進んでホームに入所した夫。
会いに出かけても、あまり言葉のやりとりもできず、
日常生活から遠ざかるばかり。
帰り道はいつも取り残された寂しさに涙が出る...というお便りをご紹介。
「うちの親父も心なしか、だんだん表情が乏しくなって行く感じがあります。
でもじっくり話すと、本当にいい笑顔をしてくれる。
会って目を見て語るのは、とても意味のあることだと思います」
第823回 笑顔で振る舞う
特別養護老人ホームで暮らし、
12年目になる92歳のお母様。
去年高熱で入院したが、関係者の尽力で
車椅子に乗れるようになり、
自力で食事ができるまで回復しました。
介護に際し心がけていることが2つ。
1)明るい服装と笑顔
2)発言を否定せず相槌を打ちながら何でも受け入れる
この2つが秘訣です...という
新聞掲載の投稿をご紹介。
「これは参考になりますね。
発言を否定しない...わかっていても、なかなかそうはいかないですね。
それと明るい服装! 今度俺も心がけるようにします」
第818回 病の夫から花束
ガンで弱った夫の病室に見舞いに行くと、
「誕生日おめでとう。いつもありがとう」と花束を渡された。
結婚60年で、初めて誕生日に花束をもらい、
夢のようで自分も泣いてしまった...という女性の投稿をご紹介。
「ラジオをお聞きの皆様も、今年の誕生日に、
奥様に花を贈られてみてはいかがですか?」
第807回 突如難病に襲われた夫
トラック運転手の夫が
突如国の指定難病である視神経の病気になってしまい、
仕事ができなくなった...
あまりにも急で、最初はショックで大変だったが
少しずつ落ち着いて来た。
今の楽しみはラジオ。
これからは2人で野山にも出かけたい...と、
奥様がメールを送ってくださいました。
「大変なことあると思いますが
エンジョイしていただきたいですね。
うちのお袋も晩年、ラジオ大好きでした。
最近、長男の裕太も地方に行くと
お父さんのラジオ聞いてるよ! とよく言われるそうです」