12月14日放送
「冬は風邪の季節」とよく言われますが「冬の風邪」のイメージを定着させた
原因は、実は風邪ではなく「インフルエンザ」です。インフルエンザと風邪は
原因となるウイルスの種類が違い、症状も違います。のどや鼻に現れる風邪に
対して、インフルエンザは急に高熱を発し、さらに倦怠感、筋肉痛、関節痛な
どの全身症状も強く、これらの症状は5日間ほど続きます。また、気管支炎や
肺炎を併発しやすく重症化すると脳炎や心不全を起こすので体力のない高齢者
や乳幼児などは命にかかわることもあります。風邪もインフルエンザも弱点が
あり水気を嫌います!「湿度」を50~60%に保つのも予防法の1つです。