12月28日放送
寒い夜、あんかや湯たんぽで温めた布団に入るのは、とても気持ちいいですが
実は、触って気持ちいい程度の温度でおこる「低温やけど」が増えています。
「低温やけど」は44~50度の物が長時間にわたり皮膚に触れて、筋肉など
が壊死して起こるやけどです。高齢者は熱い・冷たいの感覚が鈍ってくるので
低温やけどに要注意です。糖尿病患者で知覚神経に障害を持つ場合は、熱さや
痛みなどを感じることが難しくなる為、やけどに気づかない人も多いのです。
予防法は、商品の注意表示をよく見て使用すること。また、暖房器具が当たる
体の部位を頻繁に変え、同じ場所を圧迫しないようにしてやけどを防ぎます。
ドクター前川のあしたの健康日記:2013年12月31日 07:28
