ＡＣミラン、中国資本に売却 本田所属、負債含め約８５８億円

決定したことであれば、そのファクトについて外野がどうこう言うことではないように思います。ビジネスの話は専門家の方に譲るとして、私は教育の観点から。

私はこういうニュースこそ数字を使うリテラシー教育に活用するべきと考えます。このようなニュースはたとえばサッカー少年ならば間違いなく興味を持つでしょう。

いい選手・いいファン・いい環境。それらが素晴らしくても、けっきょく最後は数字。大人の（ビジネスの）世界とは、そういうものです。数字はなぜ必要なのか。なぜ算数（足し算・引き算・掛け算・割り算）を勉強するのか。できるだけ早期に子供のたちのリテラシーにしたいところです。

「山田くんが箱の中から赤玉を１個取り出し...」といった現実性のないテーマで作業をさせるのではなく、「いま１万円を渡されたら、それを２万円にするためにどうする？」といったテーマのほうがよっぽど生きた授業です。