斉藤壮馬「…」の表現方法について語る〜9月30日「斉藤壮馬 Strange dayS」

斉藤壮馬「…」の表現方法について語る〜9月30日「斉藤壮馬 Strange dayS」

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文化放送超!A&G+にて毎週金曜日23:00〜放送中の「斉藤壮馬 Strange dayS」

 

9月30日放送回では、YouTubeにて公開されている『星旅少年』の朗読動画についてメールが届いた。
「…」の所謂三点リーダーと呼ばれる、言葉にならない表現について斉藤の考え方について聞かれると

斉藤「これ面白いですね。この三点リーダーっていうのは作品によっても演者によっても無数の表現があって、すごく面白いです。
この『星旅少年』みたいにマンガに合わせて声を当てていくような、所謂ボイスコミックみたいな作品では一応「…」もリアクション入れてくださいっていうディレクションをされることが多いですかね。
ただ、ここはあえて無音で表現したいですって言われることももちろんあって、結局間なのでリアルな世界で考えた場合「ん…」とか、「は…」っていうのって意外とそんなにでない時もあれば、息漏れもやっぱりあったりするもので、それを取捨選択していくのが面白いな、なんで思います。
僕は吐息で表現をするような作品やキャラクターに出会うことが多いので、それはすごく自分の中でも考えています。
ただ、なんでもかんでも入れればいい、抜けばいいってものでもないし、変な言い方ですけど、なんでもかんでも技巧的にやればいいってものでもないと思うんですよ。
だから、過不足なくさりげなくっていうものが必要なのかな、なんて思います。
先週雄馬くん(内田雄馬)のマネージャーさんからお礼のメールをいただいて嬉しかったお話をしたんですけど、その時特に嬉しかったのが、「語尾の息の抜き方が素敵です」って言っていただけたことで。
僕ウィスパーボイスなので、息抜けが多くなっちゃって、それって一長一短なんですよ。それで最初の頃すごく悩んでいました。語尾をスパッと切れないというか、技術もまだまだ未熟だったので。でも、ある時から逆にそれを武器にできないかな、と思って自分なりに息の抜き方とか止め方っていうのを研究してきたのが、三点リーダーを言うような役に出会えるきっかけのひとつになっているのかな、なんて思います。」

と斉藤自身が当初悩んでいた自分の話し方の癖や、ウィスパーボイスという声質を逆手にとって、武器にしていくために研究をして今の斉藤の表現方法のひとつとなっていることを語った。

 

「斉藤壮馬 Strange dayS」9月30日放送分はABEMAビデオにてアーカイブ配信中
https://abema.tv/video/episode/390-7_s1_p92

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斉藤壮馬 Strange dayS

斉藤壮馬 Strange dayS

金 23:00〜23:30 【リピート】火 18:30~19:00

声優・斉藤壮馬が一人喋りでお送りするラジオ番組。 番組では『気になるを気にする』をコンセプトに、日々の生活の中で、普段から“気になる”事が多い斉藤さんが感じて…

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