締めのラーメン、締めの挨拶……。締めの文化はなぜ根づいたか

締めのラーメン、締めの挨拶……。締めの文化はなぜ根づいたか

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9月27日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「締める文化」をテーマにお届けした。締めのラーメン、締めの挨拶、一本締め……など、昔から締め方は様々ある。最近では1日の締めにとアイスを販売する「夜アイス」のお店も増えているという。そもそも人はなぜ、その場や会などを締めようとするのか考えた。

西川あやの「夜アイス専門店、夜に営業するんですって。学校帰り、仕事帰り、帰宅途中の方もターゲットですし、外食後の方も。まさに『締め』ですね。夕方から深夜にかけての店舗が多く、味や見た目にこだわった商品から、締めのアイスとして人気を呼んでいます。店舗の名前を紹介すると『21時にアイス』とか、全国的にあるみたいですね。写真を見ると一般的なアイスというよりは若干、パフェみたいになっています」

永井玲衣「のんびりと帰り道を歩きながら食べることが想定されていそうで、いいですね。締めとは何か、という点にも関係してくるけど、名残惜しさみたいなことを担保してくれるというか。一瞬で食べ切れない。別に口の中をサッパリさせたいわけじゃないんだ、というのをこの写真に気づかされます」

西川「紹介文が『友達と家族と恋人と、普段より少しリッチなアイスで特別な夜をお過ごしください』『夕食やお酒のあとに食べたくなる、あっさりとしたミルクアイスです』と。締めを意識されていますね」

石戸諭「食後に甘いものを食べたくなるとき、ありますからね」

西川「デザートとか食べるほうですか?」

永井「あまり食べないですけど、友達と長くいるために食べることはあります」

石戸「ひとりじゃ食べない。でも、そうね。締めといえばバーに行くことが多い。もうちょっとだけ飲もうかというとき、夏にたまに作ってもらうことがあったのは、アイスクリーム入りのカクテル。ミントのリキュールを使ったグラスホッパーというカクテルがあって、それにバニラアイスを入れる。ミキサーで撹拌してもらうと、フローズンのグラスホッパーになるんですよ。大人のチョコミントみたいになる」

西川「いいですね。フローズン系のお酒だと、確かに締めという感じです」

石戸「口の中が小ざっぱりして『きょうは終わり!』という気分になれる」

このあとはそれぞれが経験してきた「締め」について語り合った。石戸は新聞社に入社したころ、岡山県のスナックへ誘われ、永井は学生時代、コンビニでアイスやコーヒーなどを買って公園に寄ったり、次の駅まで歩いたりしていたという。

石戸「話したいんでしょうね、結局」

西川「永井さんがおっしゃっていた『一緒にいたい』みたいな気持ちが、どんな相手とでもあるんだと思います。私は最近、シーシャカフェみたいなところに行くんですよ。水タバコが吸えるところ。なんでかというと、夜10時、11時ってもうお腹いっぱい、アミューズメント施設も開いていない。『明日はみんな遅いし、まだ何かしたい(一緒にいたい)』っていうとき、煙を吸いに行くんでしょう」

永井「『締め』って勢いよく一本締めしたり、ガツンとラーメン食べたり、パツンと終わるパターンと、ゆっくり収束したいパターンがあって。後者はシーシャとか、とぼとぼ歩くとか……あと西川さんのインスタライブを観るんですけど、アナウンサーの方とストゼロ(ストロングゼロ)を飲みながら川辺で配信されていて、あれもそうなのかなって。ゆっくりBGMが絞られていく、フェードアウトみたいな締めですね」

西川「フェードアウトパターン、カットアウトパターンがありますね」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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