なぜ人はSNSに自撮りを載せるのか。それは「ここにいる」ことの証明?

なぜ人はSNSに自撮りを載せるのか。それは「ここにいる」ことの証明?

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5月25日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)の特集テーマは「自撮り」。各出演者の自撮り事情や、いまほど流行る前の思い出話などが展開した。

西川あやの「自撮りはしますか?」

大島育宙「もうしないですね。芸人になって5年ぐらい。初めは『この番組に出ます』とテレビ局の前や、楽屋の前で撮っていたんですが。プロに撮ってもらえることも増えたので、自分でやる必要もないかなって」

永井玲衣「まったくしません。それで放送前に撮ってみたんです(番組Twitterに掲載済)。大自然の中でカメラに気づいた動物みたいな、キョトン顔になってしまいました(笑)」

西川あやの「自撮りって難しいですね。そもそもなぜこのテーマにしたかというと。文化放送って『盛れない』と思っていたんです。ラジオ番組っていま、SNSやWeb用に撮影もするじゃないですか。そのとき盛れないのは私のせいかなと思っていたんですけど、木曜スタジオ部員の中田花奈さんが『盛れないですよ』と。元乃木坂46のメンバーが言うなら、やっぱりか、と気づきました。それで各局で仕事しているスタッフに聞くと、圧倒的にJ-WAVEが盛れるようで」

大島「っぽいな!」

西川「六本木ヒルズのタワーの33階にあって、フォトスポットも用意されている。自然光もあって夜景も入ると」

自撮りの歴史も紹介していき、懐かしの携帯電話についても話した。

西川「我々の学生時代の携帯電話って、パカッと開くタイプでしたね。そして上の部分がクルッと回る」

永井「写真は撮っていました?」

西川「写メールしていましたよ」

大島「いまだに『写メ』って言っちゃうときあるけど、すごくバカにされますからね。『メ(ール)じゃない』って。当時は携帯の料金も高かったし、画像送ると重い、みたいなことがあったから、そんなにパシャパシャ撮っていなかった気はしますね」

永井「そもそも送らなかった」

大島「だからやっぱり、スマホ、SNSが出てきて、4G回線になって。というのが三拍子そろって初めてパシャパシャ撮るようになった、という感覚があるかな。大学に2012年に入ったんですけど、そういえば自撮りしていました。友達と飲みに行ったときに誰かが撮ってLINEに送る、みたいな」

西川「みんな入っていました?」

大島「入っているけど、そいつ(の部分)がデカい」

永井「あるある(笑)」

「なぜ人はSNSに自撮り載せるのか?」という、やや哲学的な疑問には大島がこう答えた。

大島「記名性ってことですよ。自分の名前を記す行為というか。風景の写真だけ撮ったら拾ってきた画像の可能性もあるじゃないですか。でも自分だよ、と示すために。印鑑みたいにというか」

西川「『ここに来たよ』というスタンプ的な」

大島「そう。盛るということを考えていない人も撮るじゃないですか。僕、私はここにいるよ、ということは顔が証明するというか。そこの合成ってさすがにしないでしょ、という感じがあるから、自分を入れるんじゃないかな」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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