細田衆院議長 立つ鳥跡を濁しまくり会見

細田衆院議長 立つ鳥跡を濁しまくり会見

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 文化放送をキーステーションに全国33局で放送中「ニュースパレード」(毎週月曜日~金曜日午後5時00分~5時15分)

 その日に起こった最新の話題を中心に、幅広い分野にわたってニュースを紹介しています。昭和34年の放送開始以来、全国のラジオ局の強力なバックアップで、特派記者のレポート、取材現場からの中継など、今日最も重要なニュースを的確に把握し最新情報を伝え続けています。

 文化放送報道記者として国会、官邸を担当し、日夜取材活動で活躍する山本香記者が放送でお伝え出来なかった話題を取材後記としてお届けします。

 



 


疑惑発覚から約1年半。これまで20回以上にわたり細田衆院議長に直接取材を試みてきたが、黙して語らず。
ようやく開いた記者会見では・・・

「セクハラ疑惑は単なるうわさ話」
「旧統一教会との関係については問題がない」

疑惑については全て他人事のような発言を繰り返した細田議長に三権の長たる威厳は微塵も感じることはできなかった。

リップサービス
細田議長は、旧統一教会の関連団体のイベントに8回出席して挨拶したほか、国政選挙で教団の組織票を割り振っていた疑惑などを抱えている。教団との親密さについて問われた細田議長は
「そんな問題はございません」
「パーティに呼ばれました。そこであいさつしたという程度の話で、それ以上のものは何もない」。
また、細田議長の言動が旧統一教会の広告塔になった面があるのではないかという問いに関しては
「そんなことはない」
と、まるで他人事。
教団のイベントで『安倍総理にもよろしく申します』と発言したことについては
「余計なことも申し上げたわけですが、リップサービスで」
とうそぶいた。教団との親密性が問われる発言もリップサービスの一言で片づけるのであれば、この記者会見での発言も、後々、都合が悪くなればどんな言葉でごまかされるのか分かったものではない。これでは教団の多くの被害者が救われない。

一切覚えがない
複数の女性記者に対するセクハラ発言については「一切、覚えがない」と完全否定した細田議長。
「これまで誰一人、具体的にこういうセクハラがあったという方はいない。単なるうわさ話としていわれていると私は思っている。どうして私が『セクハラ議長』といわれなければならないのか」
と同情を誘うかのような発言も飛び出した。
誰も名乗り出なかったらセクハラはなかったことになるのか・・・岸田総理は「一般論として申し上げれば、名乗り出る人がいなければセクハラはないという考えは適切ではない」という考えを示した。

セクハラ疑惑についてさらに
「覚えがないことをあったように言われることは、男性に対するハラスメントだ」
とまるで自分が被害者であるかのような発言には正直、驚いた。

晩節を汚す引き際

「多少よたよたしているが、まだ議員はできる」
記者会見で、体調不良を理由に、衆議院議長の職を辞すると表明した細田議長だが、次期衆議院議員選挙には立候補するという。
議長を辞める理由について、7月に脳梗塞の初期の症状があり、手術は成功したので問題はないとしながら、
「今はコントロールできていますが、そんなに大病ではないが、議長としての職責の上では相当問題があると思っています」
と説明した。

「わたしも辞めたくて辞めるのではない」
議長は無理でも、国会議員なら職責を果たせるのかという問いに対しては、喘息と同じ程度の持病だとして
「この程度のことは仕事に支障はありませんのでその点は大丈夫」
と主張。その一方で、凶弾に倒れた安倍元総理の話題に度々触れ、ショックを受けてうつ病のような状態にあることも明かした。

細田議長の発言を受けて「心身ともに病を抱えて国会議員の職責を果たせるのか甚だ疑問だ」「晩節を汚すことになるのではないか」「島根の有権者の良識に委ねるしかない」という声が永田町では複数上がっている。
現在79歳の細田議長は、自身の去就について28日に松江市で説明する予定だ。

ジャニーズNGリスト会見以下
細田議長の記者会見について当初、衆議院側から提示された条件は、衆議院記者クラブ、国会記者クラブ、国会放送記者会(民放クラブ)に所属する記者で、1社1名の合計30人程度。細田議長の体調を考慮して時間は30分。撮影録音録画については冒頭の細田議長の発言のみしか認めないというものだった。衆議院事務局によると、細田議長の意向だという。

記者クラブ側は、参加枠を広げることや時間制限を設けないこと、制限なしに撮影録音録画を最後まで認めることを要請。
撮影録音録画については改善されたが、会場の広さを理由に参加人数については応じることはなかった。
しかし、衆議院議長公邸には、会見に使われた部屋の3倍ほどの広さを有する部屋があり、過去、その部屋で記者会見を開いたこともある。参加枠を制限するためにあえて狭い部屋を選択したのは明らかだ。

当初、30分程度とされていた記者会見の時間は約50分行われたが、質問の手を挙げる記者は止まず、「打ち切らないでほしい」「記者の質問にすべて答えてほしい」など怒号が飛び交った。その声を遮るように「誠意は示した」「もう十分にお答えした」と細田議長自ら打ち切り、会場をあとにした。

記者会見の在り方については問題だらけというしかないが、それ以上に会見の中身は惨憺たる内容。アリバイ作りのような記者会見で逃げ切るつもりなのだろう。
三権の長である衆議院議長に求められるのは、公平性、高い見識、品性だが、細田議長のふるまいは最後まで、三権の長としてふさわしいものとは言えず、国民の不信感を高めただけだったと言わざるを得ない。

ニュースパレードPodcast

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