ライト工業、斜面の工事の省人化、省力化を実現した方法とは?

ライト工業、斜面の工事の省人化、省力化を実現した方法とは?

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2月5日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、ライト工業株式会社 関東支社技術営業部担当部長の茶圓八十志さんをお迎えし、斜面の工事の省人化、省力化を実現した

Automatic-Shot Rという全自動吹付システムについて詳しくお話いただいた

松井佐祐里アナ「まずは、企業プロフィールをご紹介させて頂きます。ライト工業株式会社は、1943年に創業しました。特殊土木分野のパイオニアとして、自然災害から人々の“いのちと暮らし”を70年以上にわたり守り続けてきました。ライフラインを守る都市土木技術や、自然環境に配慮した防災技術によって、安心で安全な国土をつくっています。さらに、培ったノウハウと独自技術を駆使して、グローバルに事業を展開。また、マンション・オフィスビルなどの新築・リノベーション・大規模修繕といった、建築工事も多数手がけています。改めてになりますが、事業内容を詳しく教えて下さい」

ライト工業株式会社 関東支社 技術営業部 担当部長・茶圓八十志氏「ライト工業は建設業の中でも盛り土や構造物の下の軟弱地盤の対策や、地震時の液状化対策などの地盤改良工事、地滑りや斜面災害防災対策などの斜面のり面対策工事を中心に特殊土木工事と呼ばれる専門の工事を行う会社です。また2008年からは関東エリアを中心に建築事業も行っています」

L is B代表・横井太輔氏「茶圓さんはどういったお仕事をされてるんですか」

茶圓「現在は、設計コンサルタントに対して、地盤改良に関する設計協力であったり、施工計画のお手伝いをしてます」

松井「注目の最新技術なんでしょうか?」

茶圓「Automatic-Shot Rを用いた吹付工になります」

横井「Shot Rってかっこいいですね。詳しく教えてください」

茶圓「Automatic-Shot Rというのは吹き付け作業で省人化して人を減らしましょう、省力化して安全性、生産性を高めていきましょうということを実現した全自動の吹きつけシステムになります。吹き付けというのは、砂と水とセメントを混ぜて、モルタルというコンクリートを作るんですけど、それを壁に吹き付けていきます。その混ぜ合わせる工程は職人さんの経験とかが、結構大きなウェイトを占めていて、そこに人がたくさん必要になってきます。ですので、それをデータ化して見える化して、全自動で、そこを行うことができれば、経験値の浅い作業員さんでも安定した材料供給ができる」

横井「例えば、斜面がポコポコっとなっている山々に吹き付けるということですか?」

茶圓「吹きつける方ではなくてその材料を作る方ですね。材料もある程度一定の品質を保たなきゃいけません。大体、熟練の技術者が担当して、そこに2人3人ぐらい必要なんですけど、そこを自動化して、経験の浅い職員さんでも、1人でオペレーションできるようなシステムを開発しました。」

横井「2人3人でやってた業務が1人でできるようになる。すごいですね~」

「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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