「防災産業展」…能登では「防災シェルター」や「トレーラーハウス」が支援活動

「防災産業展」…能登では「防災シェルター」や「トレーラーハウス」が支援活動

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毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。
2月20日~22日にかけて、東京ビッグサイトで開かれた「防災産業展2024」

能登半島地震の被災地へ支援をしている企業や団体も出展していました。
こちらは「直エンジニアリング株式会社」の防災シェルター

シェルターの中は広さ3.5畳、エアコンやテレビも設置、停電した際は室内のポータブル電源が使えるようになっています。


当初支援物資を持っていきたいと話をしたところ、シェルターも使わせてほしいという依頼を受け「日本防災シェルター協会」として無償貸し出しをしています。輪島市の文化会館の前に2台置いていますが「授乳ルーム」としてのニーズなどに答えているそうです。
避難所の中には様々な事情から授乳室が作れず、体育館の舞台上でタオルで隠して授乳せざるを得ない状況があったとか…。プライバシーが確保できるということは大切なことです。

また、石川県からの要請により「トレーラーハウス」も輪島市・珠洲市・志賀町・穴水町・七尾市・金沢市の6カ所に、1カ月無償貸し出しされています。

こちらはトイレのトレーラーハウス

JTIO=トレーラーハウス設置検査機構の大泉一夫さんによりますと、ペット避難保護施設として「いしかわ総合スポーツセンター」で2台設置されているそうです。避難所でペット同行は迷惑になることを心配し、車中泊を続けたり、避難を躊躇する被災者も少なくない中、ペットの居場所として利用されています。現在はさらにボランティア用の宿泊施設として、また支援拠点として活用されています。
詳しくは3月放送の「防災アワー」をお聞きください。

きょう2月25日の「防災アワー」は、先週2月16~18日東京国際フォーラムで開催された「いしかわ伝統工芸フェア」の様子をご紹介。
輪島市や珠洲市から出展している店舗や団体ヘのインタビューと、少しでも力になりたいと集まった来場者の声をお送りしました。


聞き逃したという方は、radikoでぜひお聞きください。

気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子


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