【西武】平良海馬投手インタビュー 昨シーズンはチームトップの11勝を挙げるも「先発として高いレベルを求めていきたい」

【西武】平良海馬投手インタビュー 昨シーズンはチームトップの11勝を挙げるも「先発として高いレベルを求めていきたい」

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3月5日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの平良海馬投手にインタビューした模様を放送した。先発転向2年目のシーズンに向けた目標を訊いた。

――このキャンプでの強化ポイントやテーマは?
平良「球速アップを一番のテーマに置いてやってきました。今年は中継ぎの時の球速を取り戻していけたらなと思います」

――先発をして、若干球速が落ちた?
平良「そうですね。3km/hほど落ちたので、中継ぎの時のレベルまで持っていくことができれば、去年よりはいい成績を残せると思いますし、そうしていきたいなと思います」

――ボールの速さを戻すというのは、ボールの回転といったところになってくる?
平良「回転ではなくて、単純に体重を増やしたりだとか、あとはトレーニングしたものをしっかりピッチングに繋げることだと思います。例えば投げに行くときの速度、並進運動(捕手方向へ身体を移動させる動き。軸足で立ってから、踏み込みの足が地面に着地する直前までの動作)というのですが、並進の速度を高めたりということをしていきたいです」

――去年より約8kg体重も増やしたということで、パワーが増したと感じる部分はありますか?
平良「今のところあまり感じないですけど、しっかり体重が増えてきて並進運動が遅くなってしまうと良くないので、体重を増やした中でしっかり並進を速い速度で出して、ボールにエネルギーをしっかり乗せていけたらなと思います」

――去年は23試合に登板し、チームトップの11勝と結果をしっかり残しましたが、その点については?
平良「(先発転向は)自分で言ったことですし、ちゃんと責任を持って仕事したつもりではあります。そこをちゃんと評価してもらったので、去年より活躍したいという思いはありますし、先発として高いレベルを求めていきたいなと思います」

――高いレベルというのは?
平良「それこそ球速ですね。球速が上がれば、バッターも前で捉えないといけないというところで変化球もしっかり振ってくれると思いますし、そうすることで三振も増えて完璧なアウトが取れるというか、自分の力だけでしっかり抑えることができると思うので、よりレベルの高いピッチャーになるのかなと思います」

――昨シーズンは153奪三振でした。この数字ついては?
平良「奪三振率が9.1だったと思うのですが(9.18)、今年はもっと取れるようにしていきたいなと思います。去年1年間先発をやってみて、三振を取るための課題も見えてきたので、今年はしっかりと実践していきたいです」

――開幕に向けてどういった意識で実戦に臨んでいきたい?
平良「トレーニングというよりは、野球の技術を優先にして体を回復させていきたいので、エネルギーがあり余った状態で高い球速をしっかり出しに行って、三振もしっかり取れればいいかなと思います」

――今シーズンのチームスローガンが「やる獅かない」ということで、シーズンで「やる獅かない」ことは何かありますか?
平良「最多奪三振のタイトルを獲りたいと思いますので、そこに向けてしっかり『やる獅かない』かなと思います」

――奪三振はどれぐらい取りたい?
平良「数は 200で。目標は高く」

※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー

地上波オンエアに収まりきらなかったほぼノーカットのディレクターズカット版はYouTubeでチェック!↓

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