世界的に迫り来る「プロテイン・クライシス」とは?
11月28日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後3時台「アップデート・コラム」のコーナーでは、「プロテイン・クライシス」というテーマで、Forbes JAPAN 執行役員 Web編集長の谷本有香氏に話を伺った。
長野智子「(プロテイン・クライシスについて)番組が調べたものでいうと、人口の増加や食生活の変化によって、プロテイン(タンパク質)の需要が増加して、このままでは持続可能な供給が困難になってしまうという世界的なプロテイン不足、つまり“タンパク質不足”の問題です。合ってますか?」
谷本有香「合ってます。それに加えて、いままで新興国と言われていた所がどんどん経済成長しているじゃないですか。『いままで食べられなかった美味しいお肉を食べよう』であるとか、そういった形で変わってきているので、いままで需要と供給が合致していた所が、供給が追いつかなくなってしまって、こういったクライシスでもあるんですよね」
長野「日本は人口減少って言われていますけれども、国連の予測では世界人口は約97億人に増えるということで。そういった意味でも、こういう問題が出てくるということですね。このテーマを選ばれた理由っていうのは何かあったんですか?」
谷本「実はですね、私自身が数ヶ月前、このプロテイン・クライシスを『Forbes風に切ってみたらどうなるか?』っていうことで、特集を担当させていただいたんですね」
長野「そうですか!」
谷本「『Forbes風に』っていうところが肝なんですね。プロテイン・クライシスっていうと『これからは食べたかった牛肉が食べられなくなるかもしれない……』であるとか、そういったネガティブなニュースの切り口が多いんですけれども、なんとか我々Forbes JAPANのようにポジティブ・ジャーナリズムで『これが良い形で捉えることができないか?』ということで頭を捻りながら特集をさせていただいたんですね。それが皆さんにお伝えしたいと思うポイントです」
この後、谷本氏がプロテイン・クライシスを良い形で捉えていくための3つのポイントを紹介。そちらは是非タイムフリーで。
「長野智子アップデート」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時、文化放送
(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間
後まで聴取できます。
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