神保哲生「アメリカも石油価格が上がって困っている」
- アメリカとイスラエルがイランに仕掛けた攻撃により、アメリカ国内のガソリンの価格も高騰している。4月21日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、ビデオジャーナリストの神保哲生がアメリカの石油事情を語った。
神保「石油の問題は1970年代のオイルショックの時から日本は石油を中東に依存しているというリスクがありました。70年代のオイルショックって日本の経済がずっと高度成長できて、初めてマイナスになるという歴史的な出来事だったんですよね。
でも、あの時、実は日本に石油が入らなくなるんじゃなくて、石油輸出国機構(OPEC)が自分たちで減産をしたり、輸出制限することになったんで、値段が上がっちゃったってことなんです。急に国際価格が上がったことによる経済的なショックだった。
だから今回とは質が違うんですよね。今回のほうがずっと深刻だってことです。つまり石油自体がホルムズ海峡の封鎖によって入らなくなってるから、価格も高くなっています。アメリカは今、自前で石油が調達できるんだけど、国際価格が上がってるからアメリカ政府が調達できる石油の金額も上がってしまってるんです。アメリカは今、ガソリンスタンドで1ガロン4ドルを超えているんです。1ガロンは3.84リットルなので、1リットル1ドル以上になっているんです。僕は70~80年代にアメリカで高校、大学生活を送ったんだけど、アメリカのガソリンは日本の3分の1でした。アメリカのほうが日本よりガソリン代が高くなるなんて考えられない」
小島慶子「トランプさんは石油が欲しい国は、まずアメリカから買えよ!アメリカから買うのでなければホルムズ海峡を自分で何とかすればと言ってます。アメリカは自前でガソリンを調達できるから痛くも痒くもないかと思いきや、これだけ原油が上がっているというのは、どういうカラクリなんですか?」
神保「自前で石油が出るからといっても取引価格っていうのは、どうしても国際価格に揃えることになるわけです。アメリカとはいえ、全て自国でまかなえ、自国で経済が成立してるわけでもなんでもない。だから国際取引価格が上がれば自前の石油価格も上がってしまうんです」
番組では他にも神保哲生が石油の問題について語っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
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