厳しいカースト制がインドのIT産業を伸ばした
- 物凄い勢いで発展を続けるインド。6月9日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、「超スケール経済インド: 次世代超大国のビジネス地図」という本の著者の難波昇平さんがインドの経済発展について語りました。
大竹「カーストってどれくらいに分かれているんですか?」
難波「大きいのが4つあるんですけど、あとはアウト・オブ・カーストみたいな感じで下にカーストが分かれているんです」
小島慶子「実は私、1990年代、18歳の時に日本人の駐在員の娘としてニューデリーに行ったんです。そこでとてもショックだったのが、父が何人かの方を雇っていたんですが、勉強している私の足元をお掃除してくださるお爺さんがいたんですね。
そのお爺さんに『サンキュー』言ったらビックリして逃げて行っちゃったんです。
私、なんかひどいこと言っちゃったのかなって父に聞いたら、残念ながら『サンキュー』って言われることに慣れてない人だからビックリしちゃったんだと思うって聞いたんです。どうして同じ人間なのにカーストとかお仕事の違いで、そんな目に遭わなくちゃいけないんだろうとショックを受けました。
でも、その時のインドの状況と今の状況は随分変わっているし、同時になぜインドでITがあれだけ伸びたかっていうのはカースト制の厳しい身分差があったからだっていうのは、この本でわかりました」
難波「昔の職業っていうのはカースト制に紐づいているんですけど、一方でITって昔、存在しないですよね。だから世襲してやらなきゃいけない仕事とは別にITだったら自分たちで新しい未来を切り拓けるっていうのも大きな理由なんですよね」
大竹「カースト制をITだったら乗り越えられる」
難波「そうなんです。だから勉強して倍率が50~100のインド工科大学に行くんです」
小島「昔はそこを出たらアメリカのシリコンバレーに就職してアメリカのIT産業を牽引したんですけど、今はアメリカに行かずに自国でビジネスをやってスタートアップもたくさん生まれているんですね」
番組では他にも難波昇平さんがインドについて語っています。
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