ワールドカップイラン代表、愛称ミナブ168に。大竹「戦争とスポーツの世界と全部切り離していけるのか本当に難しい」
6月10日(水)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、朝日新聞の「イラン代表、愛称はミナブ168 「空爆の犠牲」背負い政治化 サッカーW杯北中米大会」を取り上げ、大竹まことらがコメントした。
11日に開幕するサッカー・ワールドカップ(W杯)に、イラン代表が臨む。「敵国」である米国でのプレーに世界の関心は高まる。サッカーはイランでも大人気のスポーツ。ただ、代表チームは近年「政治化」し、選手の立場は揺れる。
ミナブ168。イラン代表チームは今回こんな相性をつけられた、ミナブはイラン南部の都市の名前だ。アメリカとイスラエルが攻撃を始めた2月28日、この街の小学校が攻撃を受けて子どもたちが亡くなった。168は広く伝えられている犠牲者の数だ。
イランメディアによると、トルコで3月27日にあったナイジェリアとの親善試合で試合前に整列したイランの選手たちの胸元には小さな通学用のバックがあった。殉教した子どもたちの記憶、そしてアメリカの犯罪をスポーツの場において確実に語り継いでいかなければならない。イラン政府のワールドカップ関連組織の幹部が説明した。
アメリカニューヨークタイムズなどは、アメリカ軍が軍施設を狙って誤爆した疑いを報じている。イラン政府は国際社会に悲劇をアピールする機会と捉える。同時に国内向けには戦時下で団結を促す狙いもあるとみられる
砂山アナ(アシスタント)「前回のカタールワールドカップの時も、イランの選手が国歌を歌った歌わないみたいなので、いろいろ国内問題になってたりして、つい最近でも、オーストラリアで3月にあった女子アジアカップですね。イランの選手たちが国歌を歌わなかったと。試合後、複数の選手やスタッフが帰国後に非難されることを心配して亡命を希望して、オーストラリアの州政府が人道ビザを出す事態になった。こういうこともつい最近あったんですが、
こういうイラン人の方のコメントもあります。イランでは複雑な思いを抱く人たちもいる。会社員の男性ハディさん37歳は、「代表チームは国民的な存在ではなく政治化してしまった。以前のように熱狂できない」と話した。グラフィックデザイナーの女性マフサさんは「かつては友人の家に集まって興奮しながら試合を見た。今回は戦争とインフレ、先行きの不安でワールドカップに関心を持つのが難しい」というと、書いてあります」
大竹まこと「どうしたらいいんだろうね。ミナブ168。これが168名の小学生が亡くなったことを表していると。こういう通称みたいなものは日本でも侍ジャパンとか、いろんな言い方して、侍ブルーか。それは代表を表現する方法として使ってて、通称みたいな意味合いがあるよね。だからそれを何に使おうと、自由って言えば自由だけども、やっぱしこの戦争の影みたいなものは拭えないよね。それはもう誤爆であろうとなかろうとミナブは168人の子どもたちが亡くなってるっていうのは事実だけど、さてこれをスポーツの世界と全部切り離していけるのかっていうところは本当に難しいのと、それからもう一つ。いろんな制限があって、イランの選手は、4000キロぐらい移動して試合しなくちゃいけないという報道も」
砂山アナ「これ月曜日の日刊スポーツの大きな見出しになってますけど、いわゆる戦争している相手の国をワールドカップの開催国が受け入れるというのは、一応初めてのことみたいなんですけど、いわゆる試合の日しかアメリカはビザを出しませんよということで、イランは拠点をメキシコとアメリカの国境のメキシコ側に置いてるんですけど、二試合ロサンゼルスであって、一試合シアトルであります。これが片道2000キロ。往復4000キロ。いわゆる日帰りで移動しないといけない。1日しかビザが出ないということで、こういう事態も予定されていますということです」
大竹「スポーツのあり方は難しいし、イランの選手団は4000キロ往復して日帰りで試合をするんだというのはいかがなものかっていう意見もあるのと、そしてこのイランの選手団自体が、イランの国内で今までとはちょっと違った立場になってるわけで、そこも問題だと。オリンピックとか、こういう国際大会とか政治とか、いろいろな国の思惑がいろいろな影を落としていく。ここだけ全部抜きにスポーツを純粋にみたいなことにはなかなか行かないんじゃないかね。だからといって、どうしたらいいんだって言われると俺もちょっと意見に詰まっちゃうよね」
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