吉崎達彦氏「東京五輪、メダルラッシュや開幕式の視聴率から思ったこと」〜7月27日「くにまるジャパン極」

吉崎達彦氏「東京五輪、メダルラッシュや開幕式の視聴率から思ったこと」〜7月27日「くにまるジャパン極」

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開幕直後から連日のメダル獲得に湧く東京五輪。エコノミストの吉崎達彦氏は7月27日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で、開会式を含めた大会の印象や、日本国内の反応に対する所見を語った。

吉崎氏「(13歳の西矢椛選手が金メダルを獲ったスケボー競技に対し)そもそも知らない競技ですよ。『スケボー!?何それ?』……スケボーが注目された時がもう1998年の長野五輪で、初めてモーグルって競技が出てきた時の状況と瓜二つ。NHKの解説者が『スゲーッ!』とか『ヤベーッ!』とか叫んで、日本全体が大変な興奮の坩堝に入ってくって、あの時とまったく同じですよね。」

さらに吉崎氏は今大会の柔道についても感想を語った。

吉崎氏「何度も見て知ってるはずの柔道も全然ルール変わっちゃって、有効も無ければ効果も無くなっていて、技ありに10秒抑え込みを合わせると『合わせ一本』って、『何それ?そんなの聞いてないよ!』と言いながらも土日ずーっと見てましたね。」

吉崎氏はさらに開会式の視聴率の高さにも触れた。

吉崎氏「今多分、夜に外出する人も減ってるでしょうね、これだけ人気が高かったら。開会式の視聴率も56.4%って、信じられない高さですよね。今テレビやネットではいかなる競技でも大体どこかで中継されているし、スポーツってやっぱりすごいコンテンツですね。」

その一方で、今回の東京五輪の開会式の演出に批判が集中していることについては

吉崎氏「開会式の評判があまり良くなくて、ビートたけしさんらがボロカスに言ってましたけども、私思ったんだけど褒められる開会式なんてほぼ無いですよね。私が覚えているのは2012年のロンドン五輪で、女王陛下が007と一緒にヘリコプターからスカイダイビングで降りてきたっていう、あれだけは羨ましいと思った。イギリス人ってこういうことを王室に相談出来るんだって。あれは凄いなと思ったけど、大体の大会では批判されている。逆にお金をかければかける程つまんなくなるというか、そういうところってありますよね。」

最後に吉崎氏は、あるひとつの意見を紹介した。

吉崎氏「きのう定例のリモート会議ってのがあって、そこで出た会話で、名前は言えませんけどある人が『この大会って結局、人類がウイルスに勝てないことを象徴する大会だよね』と。それはすごく言い得て妙だなと思ったんだけど、でもそういう結論を受け入れられる日本ってカッコイイなと。多分他の国だとなかなかそうは言えない。他の国だと出来ない大会になるのかなぁ。」

開催までに数多くの問題が発生し、現在も賛否両論あるものの、東京五輪は興味深い点も多く、日本を見直すべきところもあると、吉崎氏は結論付けた。

<参考ニュース>
 東京五輪の開会式を23日夜に生中継したNHK総合の平均視聴率は関東地区で56・4%だったことが26日、ビデオリサーチの調査(速報値)で分かった。夏季五輪の開会式では1984年のロサンゼルス大会(47・9%)を超え、64年東京五輪のNHKの番組(61・2%)に次ぐ高視聴率となった。  新型コロナウイルス禍で中止論がくすぶり、直前に制作担当者の降板が相次ぐなどトラブルが続いた末の開会式だったが、57年ぶりの自国開催となる夏季五輪への国民的な関心をうかがわせた。  開会式の番組は午後7時56分から4時間弱。
(共同通信ニュースより)

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。吉崎達彦氏はコメンテーターとして毎週火曜に登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
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くにまるジャパン 極

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人生ひとまわり。 2017年1月に還暦を迎えた野村邦丸が27年間在籍した文化放送を退職し、 フリーアナウンサーの道を歩み始めています。 これに合わせて大幅リニ…

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