祝、600回。宗次郎が番組への想いとオカリナと季語のコラボをお届けします!『宗次郎 オカリーナの森から』

祝、600回。宗次郎が番組への想いとオカリナと季語のコラボをお届けします!『宗次郎 オカリーナの森から』

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文化放送で毎週土曜午後17時15分から放送中の『宗次郎 オカリーナの森から』
パーソナリティはオカリナ奏者の宗次郎さんです。

600回記念の今回は、宗次郎さんが11年半にわたる番組への想いを語ります。

西川 放送開始から、600回目の記念すべき日を迎えました。この「オカリーナの森から」が文化放送で始まったのは、2010年の4月。茨城県の常陸大宮市に、僕の活動拠点となるオカリーナの森を立ち上げたのが2008年8月。それからおよそ1年半後に、番組を始めさせていただいたわけです。今では、東海ラジオやRKB毎日放送を通じて関東地方以外の皆様にもお聞きいただいております。放送600回を迎えられて、宗次郎さんは今どんなお気持ちですか。

宗次郎 そうですね、もう10年以上もこうしてやらせていただいてるっていうことに、感謝しております。たくさんの人に感謝しております。メールとかお葉書がたくさん届いてるのがすごくありがたいし、嬉しいですね。

西川 「オカリーナの森から」は手書きのお葉書を頂く機会が本当に多いなっていう風に思います。

宗次郎 そうですよね、すごく、今まで書いたことのない人が書いてくださったりとかね。そういう感じがあるので。すごくなんか、少しでもこの番組が元気づけられてるみたいなとこがあると、いいなと思ってますけどね。

西川 いろいろ、公開収録とかも行ってきましたよね。

宗次郎 そうですね、やっぱり直接お会いして、オカリナ演奏をさせてもらったり、生で直にオカリナの音色を聞いていただけるっていうのも、リスナーの皆さんにとっても、すごく感動もあったんじゃないかなと思っています。早くまたみなさんとお会い出来る日が来ればいいなという風に思いますね。もう11年半前ですけれど、西川さんは何をしてましたかね。

西川 その年の春に高校を卒業して短大に入学したので、大学一年生になった年っていう感じなんですよね。

宗次郎 そうでしたか。じゃあまだその頃は、番組を聞いたりもしてないですよね。

西川 そうですね、当時のことを今考えると、このオカリナっていう楽器とか、宗次郎さんに出会えるとは思ってなかったですね。

宗次郎 ってことは、この番組を始めて何年くらいでしたっけ。

西川 まる5年くらいですね。

宗次郎 もう5年、オカリナを少しずつやってくださってるわけですね。

西川 もっともっと上達できるように頑張りたいと思います。今日は宗次郎さんからのプレゼントがあるとのことなんですけれども。

宗次郎 はい、これまでお聞きいただいたお礼と、これからもよろしくお願いしますという気持ちを込めまして、TNGオカリナをプレゼントさせていただきたいと思います。普段、TNGのオカリナで西川さんに練習してもらってますけども。今回プレゼントさせてもらうのは、ユーキャンのオカリナ講座に付けているオカリナです。入門用って言うんですかね。でも、すごく音が良くて、しっかりした陶器の笛で、音色も、僕が吹いてみても全然いい感じです。音色も保証できるそういう笛ですので、それを今回もプレゼントしたいと思ってます。

今週の「宗次郎 奏でる」は、季語とオカリナのコラボをお届けします!

西川 さあそれでは、季語とオカリナのコラボに参りましょう。代表的なこの時期の季語、いくつかご紹介しましょう。最初は「仲秋」。俳句では、季節を表す言葉そのものが季語になることが多いんですね。新暦では、9月中旬から10月初旬が仲秋です。代表句です。「仲秋や 雲の上なる 雲流れ」岸風三楼の句です。
続いてご紹介する季語は「霧」。「霧」は秋の季語で、その種類も多いんですね。朝霧、夕霧、小霧、濃霧、霧の海。また、霧の帳という美しい季語もあります。代表句です。「白樺を 幽かに霧の ゆく音か」水原秋桜子の句です。
最後にご紹介する仲秋の季語は「長き夜」。日脚が長い夏の後だけに、秋は夜が長く感じられます。爽やかな空気に包まれた夜。趣味に没頭したり、思索に耽ける人も多くいます。代表句です。「長き夜の 楽器かたまりゐて 鳴らず」伊丹三樹彦の句です。
代表的な仲秋の季語、いくつかご紹介しましたが、宗次郎さんはどの季語をお選びでしょうか。

宗次郎 今月はですね、最後に紹介してもらった「長き夜」、これにしようと思いました。

西川 本当に夜が長く感じられて、それこそ読書の秋とか。なんかいろいろこう、趣味に使う時間が増えたなと思いますね。

宗次郎 そうですね、僕も夜が好きなので、夜の曲が何となく浮かんできたものですから。一番新しいアルバムからですけど「真夜中のダンス」という曲を聞いていただければと思います。

西川 それでは「長き夜」という季語を受けて、宗次郎さんのアルバム「昔むかしの物語を聴かせてよ」から、「真夜中のダンス」です。

 

M ① 真夜中のダンス  /  昔むかしの物語を聴かせてよ 

 

西川 「真夜中のダンス」をお聞きいただきましたけど、いかがでしょうか。徐々にダンスが激しくなっていく演奏を感じますね。

宗次郎 森の中の生き物たちが真夜中の地球の場に出てきて、みんなで楽しく踊っている、そういうイメージなんです。動物たちみんなが、生き物たち全てが出てきて。音楽がどかどかしているところにみんなで踊っているみたいな。その前の木々たちも一緒に揺れている感じ。月の明かりに照らされて、森の生き物、全ての生き物が楽しくやってるっていうイメージだったんですけどね、僕の中では。

西川 そうだったんですね。解説ありがとうございます。それでは、来週は宗次郎さんの朗読をお送りします。

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