大谷昭宏氏、衆院選結果を分析「野党共闘はうまくいかなかった」 11月1日「くにまるジャパン極」

大谷昭宏氏、衆院選結果を分析「野党共闘はうまくいかなかった」 11月1日「くにまるジャパン極」

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10月31日投開票の衆院選では、自民党は公示前の276議席から減らしたものの、国会を安定的に運営できる絶対安定多数の261議席に到達した。一方、共産党など野党4党と共闘を進めた立憲民主党は公示前の110議席に届かず、96議席に後退。日本維新の会は3倍以上に増やし、第3党に躍進した。
この結果を受けて、11月1日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で、ジャーナリストの大谷昭宏​氏は、「はっきりしているのは、野党共闘は失敗した」と話した。

今回の選挙結果の全体的な感想を大谷氏はこう話す。

大谷氏「まず、この結果を予想した人はいなかったでしょうね。新聞を確認しましたけど、各紙混乱してるところじゃないかと思います。これほど、野党共闘がうまくいかなかったのはやっぱり衝撃だったと思います」

野村邦丸アナ「立憲民主党からすると、このまま野党共闘を進めて来年の夏の参院選で勝利を収め、衆議院と参議院のねじれを作るという目論見があったんですけど、目論見どころじゃないですね」

大谷氏「この数で言えば、政権交代どころじゃない。共産党、立憲民主党、それぞれ減らしてるわけですから。共産党は閣外協力です、決して政権には入りませんということを言われていたが説明しきれなかったと思うんです。共産党は日米安保は廃棄、自衛隊は基本的になくしていくんだという考え。それは政権に入って言うつもりはないんです、20項目で一致していてその中には入れてませんと言っても、投票する側からすればなんともわかりにくいと思います」

一方、日本維新の会が大躍進したことについては…

大谷氏「基本的にみんな自民党は嫌い。維新は1丁目1番地といった都構想は失敗。でも維新は嫌いかというと票は入る。非常にわかりにくい」

大谷氏はこう分析し、最後に「はっきりしてるのは野党共闘がうまくいかなかったという事実以外は何もわからない」と改めて野党共闘の失敗を指摘した。

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。大谷昭宏氏は月曜日にコメンテーターとして登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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