武田真治「再ブレイクのきっかけは筋肉体操!でも本心は?」~11月11日「くにまるジャパン極」

武田真治「再ブレイクのきっかけは筋肉体操!でも本心は?」~11月11日「くにまるジャパン極」

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文化放送では毎週火曜日夜9時放送の人気番組「楽器楽園~ガキパラ~」にご出演中、俳優でミュージシャンの武田真治さんが11月11日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)に初出演し、10月に発売した著書の話や、デビューからの歩みとトラブル、そして現在の再ブレイクと、本人の心情などについて笑いたっぷりでお話しいただいた。

野村アナ「武田真治さんが出された御本『上には上がいる。中には自分しかいない。』。この本の帯には『ふがいない自分を支えてくれたのは、言葉と筋トレだった』と書かれているんですが、要するに順風満帆な芸能界のスタートだったんですよね、ジュノンスーパーボーイコンテストでグランプリでしょう?」

武田さん「最初1、2年はティーンエイジャーの方々に名前を憶えて貰えるような仕事を何本かやらせて貰っていましたから、順風満帆と言っていい出だしだったとは思うんですが、人として当然する苦労とか挫折というのを、人に知っていただいた後にしたっていう感じだとは思うんです」

野村アナ「蜷川幸雄さん演出の舞台に出たことも大きかったって書かれてますが」

武田さん「蜷川さんは厳しい方ですが、覚悟があれば乗り越えられたはずなんですよね。舞台の公演に穴をあけたわけじゃない、全公演やったんですけど、もっと覚悟が必要で、すり減るばかりだったかも知れないですね」

舞台での心労も祟ったのか、武田さんは25歳の時に顎関節症を患い、口が開かなくなってしまったという。一時期は実家のある北海道で静養し、フジテレビの「めちゃ×2イケてるッ!」が唯一のレギュラーだったという。

野村アナ「『めちゃイケ』は、ナイナイをはじめとした名うての芸人さんたちの武田さんへの扱いが一見ぞんざいに見えるんだけど、いい感じでやってて、あれは救われたんですか?」

武田さん「それこそその社会に出たらするべき苦労とか、見るべき景色みたいなのは、あそこで見せて貰った感じはあったなーとは思います」

野村アナ「で、めちゃイケは続けていたんだけど、その後『え?何で武田真治がこれやってるの?』って思われたのがNHKの『筋肉体操』。これ、武田さんにお願い出来ませんか?とオファーが来た時はどうだったんですか?」

武田さん「お願い出来ませんか?という形じゃなくてですね、マネージャーも上手だったんでしょうね。『こういう仕事がありまして、出演が決まりました』って一方的な言い方だったんですよね。『決まってるってどういうこと?』『これ、トップダウンなんで』。ふわっと決まってたんで、あんまり……やりたく……だっておかしいと思いません?タンクトップで短パンで、スパンコールの吊りカーテンの手前でお立ち台で運動するんですよ?バカにしてますよね?(爆笑)」

水谷アナ「その時は身体は出来上がってたんですよね?」

武田さん「僕の場合は筋量を大きくするという運動をしていなかったんで、それもちょっと嫌な理由だったんです。「筋肉体操」というタイトルだと、もっとマッチョな人たちがいっぱい集まって……筋肉という寸評にかけられたら僕はそんなに大きい方じゃないので、嫌だな~と思いました」

野村アナ「ところがこの筋肉体操がある意味違った意味で役者の幅を広げたと言ってもいいと思うんですけど、この仕事を受けて良かったですね!」

武田さんのこれまでの歩みや、苦労の中で得た教訓などが書かれた本『上には上がいる。中には自分しかいない。』は、幻冬舎より税込み価格1540円で発売中。

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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