12/11(土)午後6時~『文化放送開戦80年スペシャル 東の風・雨』放送決定

12/11(土)午後6時~『文化放送開戦80年スペシャル 東の風・雨』放送決定

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文化放送は、12月11日(土)午後6時から、特別番組『文化放送開戦80年スペシャル 東の風・雨』を放送することを決定しました。

1941年12月8日の真珠湾攻撃から3年8ヵ月、勝ち目のない戦争に突き進んでいった太平洋戦争開戦から、 今年12月で80 年となります。
そこで当番組は、日本の負の歴史の起点日を掘り下げることがとても重要だと考え、開戦の日に焦点を当て、核心に迫る内容で放送します。

番組タイトルの『東の風・雨』は、海外向け短波放送の「天気予報」の中で繰り返し告知された対米開戦を知らせる暗号となります。

パーソナリティを務めるのは、文化放送戦後70年および75年企画の特別番組を担当したアメリカ人の詩人アーサー・ビナード氏
昨年8月に放送し、先日民間放送連盟賞ラジオグランプリを受賞した特別番組『文化放送戦後75年スペシャル「封印された真実~軍属ラジオ」』のパーソナリティも務めました。

日本がアメリカ、イギリスに対して宣戦布告を行い、ハワイ真珠湾に攻撃を仕掛けたのが今から80年前の12月8日(日本時間)。
日本国民として決して忘れてはいけない日であるにも関わらず、「12月8日って何の日?」という問いに即座に答えられる人が驚くほど少ないのが現実です。
特に、8月15日・終戦の日と比して認知度は圧倒的に低く、メディアにおける扱いも小さく目立ちません。

太平洋戦争の終わりを告げた「玉音放送」は多くの日本人が認識する一方、始まりを告げる「開戦詔書」は見たことも聞いたこともないという方が多くを占めていると思われます。
「開戦詔書」は、ラジオ放送で開戦当日の12月8日正午と午後7時にアナウンサーによる代読という形で2回放送され、アメリカ、イギリスへの宣戦布告という現実に多くの国民が大きな高揚感をもって受け止めたと言われています。

番組では、日米双方のニュース音声等を再現するとともに、元・真珠湾雷撃隊航空兵で103才になる吉岡政光さんの証言、12月8日を満州の国民学校5年生で迎えた作家の澤地久枝さんにも体験談をお聞きしながら「開戦の日」を徹底的に突き詰めます。

(写真左から)アーサー・ビナード氏、澤地久枝さん(作家)
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