金子勝「そろそろ経済を何とかしないと大変なことになる」アベノミクスが抱えるジレンマとは〜11月26日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

金子勝「そろそろ経済を何とかしないと大変なことになる」アベノミクスが抱えるジレンマとは〜11月26日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

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11月26日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)大竹紳士交遊録に金子勝が登場し、日本経済は分岐点に立っていると指摘した。

アベノミクス崩壊が迫っていると語る金子氏。その理由をこう分析する。

「相当ジレンマを抱えている。過去を見ると、10年ごとにバブルが崩壊する周期がある。しかし、バブル崩壊を政府が当てたことはない。中国がそういう状態。コロナ禍によって、スタグフレーション。物価が上がっているのに不況という状況になっている。どこかで金利を上げなければいけない。金利が上がれば、土地や不動産の価格も大変なことになる」

アベノミクスは元々どの様な政策なのか。

「今までは、金融緩和で金利を猛烈に低くしていた。そうすると、財政赤字が出ても国債の値段が高くなって金利が低いので公債費用が抑えられる。金利を低くすれば、財政赤字が増えない。利子の支払いが抑えられる。同時に、円安を誘導できる。日本の金利が低くアメリカの金利が高ければ、日本円を売って米ドルに変えようという動きが出る。そうすると、円を売るので安くなる。円が安くなれば、自動車等の輸出利益がプラスになる。こういう理屈で金融緩和を続けていた。これがアベノミクス。ただ、石油や小麦やそのほかの輸入物価が上がっている現状、負の円安という形になってきている。これがジレンマ」

金子は今ならギリギリ転換点だと語る。

「スタグフレーションから、バブル崩壊に行くような事態はなるべく避けなければいけない。縁故資本主義を早く止めて、公正なルールで産業を作りながら、ショックに強くする必要がある。地方、地域で自律的に動かしていく。たとえば、エネルギーの自給、再生エネルギー、福祉や食料を自分たちで回していけるようなショックアブソーバー的な経済状況に早く切り替えていかないといけない。もう猶予がない

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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