箱根駅伝 第96回大会ハイライト実況

箱根駅伝 第96回大会ハイライト実況

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第96回箱根駅伝、最大の注目は前回大会の覇者・東海。
「黄金世代」と呼ばれる実力派の選手が4年生となり、下級生も順調に台頭。強烈な戦力を誇る王者をどの大学が止めるのかが見どころとなりました。
先手をとったのは3年ぶり3回目の出場となった創価。
4年生の米満怜が、大牟田高校の同門・東海の鬼塚翔太も破る快走で1区の区間賞を獲得しました。
2区に入るとレースは再び混戦模様。7位でタスキを受けた青山学院の岸本大紀が6人抜きでトップに立ち、2位には早稲田の太田智樹が浮上。
戸塚中継所では3位・東海、4位の國學院までわずか3秒以内でのタスキリレーとなりました。
そして「花の2区」を最速で走ったのは東洋が誇る学生長距離界のエース、相澤晃。東京国際の伊藤達彦と競り合いながらグングンペースを上げ、1区14位と出遅れたチームを一気に7位まで押し上げる形となりました。
タイムは驚愕の1時間05分57秒。山梨学院のメクボ・モグスが持っていた記録を7秒更新し、1時間5分台を叩きだしました。
一方、東京国際の伊藤は区間2位の好走で初のシード権を狙うチームに良い流れをもたらしました。
続く3区。東京国際・伊藤が持ってきた流れが一気に加速します。
8位でタスキを受けたイエゴン・ヴィンセントは前を走る選手たちを次々と抜き去り、区間タイムは59分25秒。区間2位の選手とも2分近くの差をつけ、圧倒的な区間新記録を樹立。
2011年創部の新興チーム、東京国際が箱根路で先頭に立ちました。
2位、青山学院との差は1分21秒。連覇を狙う東海はトップから2分以上の差をつけられ5位に後退しました。
続く4区。復権を期す絶対王者がその力を見せつけることとなります。
箱根駅伝初出場、そしてこれが陸上人生のラストレースとなる予定だった吉田祐也が1時間00分30秒の好タイムで区間新記録の激走。青山学院が再びトップの座を奪い返しました。
箱根駅伝での競技引退を予定していた吉田祐也はこの1か月後、別府大分毎日マラソンで、日本学生歴代2位、初マラソン歴代2位となる好記録をたたき出し、現在もランナーとしての活動を続けることとなりました。
打倒・東海の一番手として、そして誰よりも箱根の勝ち方をよく知る青山学院は、1度掴んだ流れを手放しません。
山登りの5区は飯田貴之が区間2位の走りでトップを死守。2位の國學院まで1分33秒、連覇を目指す4位の東海までは3分22秒の大きなリードを持って往路を終えました。
5区の区間賞は往路11位に終わった東洋の宮下隼人。なんと2区から5区までの4つの区間で区間新記録が飛び出す、異例のハイペースな往路となりました。

迎えた復路、連覇を目指す東海は青山学院に対し勝負を仕掛けます。
6区、館澤亨次が区間新記録の走りで一気に1分以上差を詰め、前を行く青山学院にプレッシャーをかけます。
7区でも東海が青山学院との差を20秒詰めて両チームの差はおよそ2分。残り3区間で逆転優勝射程圏に捉えました。
なお7区の区間賞は明治のエース・阿部弘輝。往路の2区から続く区間新連発の流れに乗り、1時間01分40秒で嬉しい区間新記録樹立。チームを4位に押し上げました。
8区、東海は前回優勝メンバーでこの区間の区間記録保持者、小松陽平を投入。
逃げ切りたい青山学院は岩見秀哉が走ります。第95回大会、8区の小松でトップに立った東海は前年の再現と行きたいところでしたが、岩見も粘ります。
区間賞は小松に譲る形となりましたが区間タイム差はわずか1秒。2分のリードを保ったまま青山学院が大手町へ向けて快走を続けます。
そして「復路のエース区間」9区で、青山学院が優勝を一気に手繰り寄せました。
神林勇太が区間賞の走りをみせ2位東海との差を3分42秒まで大きく広げて独走。10区はフレッシュグリーンのウイニングランとなりました。
湯原慶吾が大きなトップを守ってそのまま優勝、10時間45分23秒の大会新記録を樹立しました。
東海は前年の優勝メンバー、郡司陽大が追いすがるも差は大きく。連覇はならず2位となりましたが、復路新記録を樹立して意地をみせました。
3位に入ったのは終始安定した走りを見せた國學院。往路を沸かせた東京国際は5位に入って嬉しい初シードとなっています。
1区の米満が区間賞を獲得した創価は、10区でも嶋津雄大が区間賞・区間新の走りで9位に。こちらも嬉しい初シードとなりました。
11年連続3位以内と安定していた東洋は10位となり記録がストップ。シード権ギリギリの戦いでした。

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文化放送新春スポーツスペシャル 第 98 回東京箱根間往復大学駅伝競走実況中継

文化放送新春スポーツスペシャル 第 98 回東京箱根間往復大学駅伝競走実況中継

2022年1月2日(日)・3日(月) 7時30分~14時30分

その他の主な出演者

連覇を狙う駒澤大学、王座奪還を目指す青山学院大学、出雲駅伝を制した東京国際大学、オリンピアン三浦龍司選手を擁する順天堂大学、スピードランナーを揃える早稲田大学…

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// 2022.04.28追加