街中の「ヌード銅像」は”芸術”だからOKなのか? みうらじゅんが辛酸なめ子との初共著を語る〜12月16日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

街中の「ヌード銅像」は”芸術”だからOKなのか? みうらじゅんが辛酸なめ子との初共著を語る〜12月16日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

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12月16日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)には、みうらじゅんさんがリモート出演。発売間近の著書を紹介しながら、街にあふれる「ヌード銅像」について語った。

みうらさんは、12月20日に自著『ヌー道 nude―じゅんとなめ子のハダカ芸術入門―』(辛酸なめ子さんと共著)が発売される。

みうら「昔から公園や市役所の前に建っている、ヌードの銅像があるじゃないですか。あれはいかがなものなのかという疑問は、若いころからあったんです。公共の場で素っ裸になられてるわけで。多分子どもたちが『あの人なんでおっぱい出してるの?』って聞かれてきて、正しいことを説明できた人がどれだけいたんだろうって。大人たちは『あれじゃ風邪引くよね』とかで誤魔化してきたと思うんですよ」

みうらさんは、ここに訳知り顔の人が来て「あれは芸術だから」と言って、現在まで至ったのではないかと考える。
文化放送近くのヌード銅像を何体か挙げ、紹介すると――

大竹「しっかり見たことないからなぁ……」
みうら「しっかり見たことがないというのは、肌が銅の色をしているからですよね。あれがもし人の肌の色であれば、それは事件のはず。中には上半身トップレスなのに、下はジーパンを履いてるものもあるんです」

みうらさんの著書では、ヌード銅像のみならず、芸術作品で「これはどうかな」と思うものを挙げた。

みうら「裸体の股間部だけ描いた絵とか。画家が有名だから名画とされているんだろうけれども、やっぱり子どもからしたらかなりエグいと。そういうものがたくさんあるんだけど、今は『芸術』ということでカバーできているのか? インターネット上だと、その手の画像は削除されたりしますよね。『芸術』と『削除されるもの』の間はどこにあるんだろう?」

長年続く、芸術作品とわいせつ問題は根深い。

大竹「俺大人になってからも、小便小僧はちょっと抵抗がある。あんなにあちこちに置くか?」
みうら「小僧だからまだしもですよね。小便おやじだったらアウトですよね」
光浦「アウトアウト!」
大竹「そのへんがね、わだかまってモヤモヤしてるところは、みなさん心の中におありだと思いますね」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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