角川編集・関口靖彦が「光浦靖子にカナダで読んでほしい本」4選! 『残月記』『同志少女よ、敵を撃て』etc 〜12月23日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

角川編集・関口靖彦が「光浦靖子にカナダで読んでほしい本」4選! 『残月記』『同志少女よ、敵を撃て』etc 〜12月23日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

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12月23日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)には、角川文庫編集部・部長の関口靖彦さんが登場。再びのカナダ留学を控えた光浦靖子さんに、「カナダで読んでもらいたい本」を紹介した。

1冊目は小田雅久仁『残月記』(双葉社)。
月をモチーフにした3編が収録されている。

光浦さんが「タイトルがなんだか怖い」と怯むと、関口さんは「テイストはざっくり言うと幻想小説。ファンタジー的ですが暗い中にも美しさがあります」と太鼓判を押す。

2冊目は逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)。
著者のデビュー作でありながら、完成度の高さで話題になっている。
本作では、ソ連の狙撃兵の少女たちを描いている。
関口さんは「著者さんもインタビューで答えていますが、狙撃兵は見えない敵を一斉に倒すのではなく、確実に一人ずつ殺していく。戦争の中では極限の状態にあって、そこから人間を描いていくという壮大な試みです」と推す。
更に「文芸は初刷4,000部くらいも普通になっていますが、こちらは無名の新人作家ながら初刷で3万部。既に8刷されるほど評価されています」と語る。

他にも関口さんは、劉慈欣『火守』(KADOKAWA)や東海林さだお『人間は哀れである』(ちくま文庫)を持参し、光浦さんに贈った。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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