核保有五大国の共同声明…佐藤優氏「共同で出したことに意味がある」~1月7日「くにまるジャパン極」

核保有五大国の共同声明…佐藤優氏「共同で出したことに意味がある」~1月7日「くにまるジャパン極」

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核兵器を保有する、アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシアの5カ国が1月3日に、核保有国同士の戦争を回避することを「一番の責務だ」とする共同声明を発表した。このニュースを受けて、5か国が共同で出したことにどんな意味があるのか?またロシアの思惑について、1月7日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で、元外交官で作家の佐藤優氏が解説した。

佐藤氏はこのニュースに対する率直な感想を話す。

佐藤「日本の新聞はちょっと意地悪な書き方をしている。要するに、核兵器禁止条約ができて、核兵器を持つのをやめましょうというのが世界的に広がって、小さな国が批准している中で5大国は入っていない。とりあえず何もしてないと見られるのは嫌だから、とりあえずこういうことを言ってるんじゃないかという評論が多い。しかし、私は、あまり冷淡にとらないほうが良いと思います」

さらにこう続ける。

佐藤「今まで5か国が一緒にこういった声明をしたことは一度もないんです。核戦争だけはしないというそこの最低限のところは守ろうじゃないかということ、これをもう1回確認したということは決定的な意味があります。みんなでそろい踏みでやったことは初めてだと思います」

野村邦丸アナ「ロシアのプーチン氏がイニシアチブを取ったという話もありますが、これについてはいかがですか?」

佐藤「ロシアは1年前には”いざとなったら先に核を使ってやるからな”と言ってたんです。そういう人が核戦争を起こしてはいけないと強く言いだしたのは変化ですね。これは、今のウクライナ情勢が緊張しているからでしょう。ウクライナ政府は今、かなり無茶しようとしてますから、その方向で行くと、連鎖によって核戦争に行きかねないということがプーチン氏の中にあるんです」

では、日本はどう対応すべきなのか?

佐藤「岸田総理はすぐに歓迎すると言いましたからね。日本も核をなくしていくという方向性についてはまじめに考えてますね。日本は唯一の被爆国ですから、その立場を強調して核兵器をなくす方向に向けて、岸田総理がイニシアチブを発揮する良いチャンスだと思います」

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「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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