えのきどいちろう、濃厚接触者増加で社会機能停止を心配 1月14日「くにまるジャパン極」

えのきどいちろう、濃厚接触者増加で社会機能停止を心配 1月14日「くにまるジャパン極」

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1月14日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で、コラムニストのえのきどいちろう​氏は、オミクロン株が猛威を振るう中、濃厚接触者が増えることで、病院や鉄道などの社会機能がストップしてしまうことを危惧した。

えのきど「オミクロン株の感染が爆発する中で濃厚接触者とどう対応するかがポイントになっている。例えば、アイスホッケーのプロチーム、H.C.栃木日光アイスバックスは選手、関係者を含めて4人の感染者が出た。4人と一緒にいた人が濃厚接触者になると、2週間待機となる。そうなるとチームの活動はストップせざるを得ない。活動が停止するので、クラブとしての経済活動は何もできない」

これはスポーツに限った話ではない。公共機関についてはどうかというと…

えのきど「病院の現場で陽性者が出てしまう。その人と一緒に行動した人が濃厚接触者となった場合、病院の機能が止まってしまうことがある。沖縄の離島に生活物資を運ぶフェリーの場合、陽性者が出た場合、海上交通自体が止まってしまう。社会を回してる主体のようなものが止まるところがいっぱい出てくる」

一方で、専門家組織が濃厚接触者の待機期間を現在の14日間から10日間に短縮する案を政府に提言する動きも出てきている。これについて、えのきど氏は…

えのきど「これはゼロコロナでなくウィズコロナですよね。社会の持ち場をキープさせていくことに主眼を置くということだと思うんです」

こうした中、この先、えのきど氏が心配しているのがスポーツチームの沖縄でのキャンプだという。

えのきど「2月からプロ野球チームのキャンプが始まります。今年の沖縄キャンプは、北海道日本ハムファイターズなら、新庄剛志監督が生で見られるかがすごい経済効果なんです。人がたくさん集まると思います。でも、それは大丈夫か?ということですよね。沖縄で感染して帰って来ちゃう人もいるし、沖縄にウイルスを持ってくる人もいるかもしれない。そうなると沖縄の病院の人手が足りなくなって、沖縄の医療リソースが削られていく。人が大きく動いたりすることは可能なのかどうなのか?ものすごく心配。」

そして、最後に改めて濃厚接触者が増えることを危惧した。

えのきど「濃厚接触者がいろいろな所で増えると社会機能が維持できなくなるという心配がある。それで、一番困るのは、現場なんですよ。現場を守らないとダメだし。現場が回っていけるようにできることを考えないと困った感じになると思うんですよね」

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。えのきどいちろう氏は第2金曜日にコメンテーターとして登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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