改善の道は言いふらす『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』

改善の道は言いふらす『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』

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文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。



第352回 4/10の放送を終えて

今週も、80年代に一世を風靡したアイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーでタレントの新田恵利さんにお越しいただきました。

昨年、新田さんは、主婦の友社から「悔いなし介護」を出されました。
新田さん曰く「言いふらし介護」というもの。これは「介護になっちゃった、大変なの、大変、大変」と周りに言うことで、苦しい事は打ち明けて軽くしようといった意図があります。新田さんご自身も、人の手を借りることは恥ずかしいことではないと、言いふらすことで、いっぱい勇気をもらったそうです。

お母様は新田さんが縫った「エピドレス」を着て旅立たれたそうです。
ある日、お母様と一緒にテレビを見ている時に、死装束を放送しており、お母様に「ママ、これ着るの?」と聞くと、「嫌よ」と。「何着るの?」と聞いたところ、お母様は「ウェディングドレス」とお答えになったそうです。
本当のウェディングドレスは年齢的にも着せられないので、色々調べたところ、世の中的には「エンディングドレス」と呼ばれるもので、これなら自分で作れると思い、作り始めたそうです。しかし、完成させてしまうと、お母様が天国へ行ってしまうような気がして、8割9割で止めていたと言います。お母様が息を引き取った後に、泣きながらミシンを踏んで完成させ、見送ったそうです。
お母様のドレス姿に、看護士さんや葬儀業者の方が皆、素敵だねとおっしゃってくださり、新田さん曰く、こんなに幸せな時間を過ごせたことを皆様にお伝えしたく、ドレスのブランドを立ち上げる準備をしているそうです。エンディングではなく、終わりだけど終わりじゃない、新しい旅立ちだと考えているので、「エピ」には、上や、その上という意味があるそうで、「エピドレス」と名前を付けられたそうです。
新田さんの理想は、親子でドレスを見に来て、「お母さん、これがいいんじゃない?」「いやいや、私はこっちが着たいわよ」という会話を耳にできたら、とお話いただきました。

素敵ですね。。

次週も素敵なゲストをお招きします。

お楽しみに! See you!

【本日の1曲目】 若草の招待状 / 新田恵利 
【新田恵利さん選曲】 秋桜 / 山口百恵 
(文/スタッフC)

川口技研のHPはこちらから https://www.kawaguchigiken.co.jp/

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川口技研 Presents 久保純子 My Sweet Home

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