エッセイ「新年に寄せて」を宗次郎が朗読『宗次郎 オカリーナの森から』

エッセイ「新年に寄せて」を宗次郎が朗読『宗次郎 オカリーナの森から』

Share

文化放送で毎週土曜午後17時15分から放送中の『宗次郎 オカリーナの森から』
パーソナリティはオカリナ奏者の宗次郎さんです。

エッセイ「新年に寄せて」を「Japanese Spirit」をバックに朗読します。

宗次郎 24節気の清明(せいめい)も過ぎ、様々な植物が生き生きとする季節となりました。

西 川 今週は、宗次郎さんの朗読をお届けします。どんな朗読を聞かせていただけますでしょうか?

宗次郎 僕のファンクラブ会報誌「Ocarina Wind Faimily」、2022年、つまり今年の1月号に載せました「新年に寄せて」というエッセイを読ませていただきます。今回はBGMに使いたいものが「Japanese Spirit」 という、伊藤多喜雄さんに歌ってもらった、多喜雄バージョンっていう歌が入っているもので、歌を聴いていただいて、その後、朗読に入りたいなと思っております。

西 川 それではよろしくお願いします。

M① Japanese Spirit(TAKIO VERSION)/Japanese Spirit 

<朗読>
新年に寄せて(Sojiro Ocarina Wind Family 2022January)

地球上では、今、人間だけが大騒ぎしている。
木や花や鳥たちは何事もなかったように息づいている。
めぐりめぐる季節の中で、
いつもと同じように春が来れば木々たちは新芽をつけ、
草花たちは花開き、鳥たちは森の中で歌い、大空を飛び交う。
梅雨を乗り越え、暑い夏を過ごし、秋に実りを得て、
冬には葉を落として、静かに春を待つ。
ただそれだけの繰り返し。
変わらぬ自然の営み。
“春は花 夏青空に 秋は月 他になにがいるだろうか ”
これは『Japanese Spirit』に寄せたメッセージでした。
今、良寛さんがいたら何とおっしゃるだろうか?

西 川 「Japanese Spirit(TAKIO VERSION)」をバックに、宗次郎さんの「新年に寄せて」というエッセイを読んでいただきました。

宗次郎 はい、このエッセイは年明けに書いたんですけどね。あとこの曲は「Japanese Spirit」を多喜雄さんに歌ってもらったものです。映画で「良寛」っていう作品が96年、97年の頃にあったんですけど、そのテーマ曲として作らせてもらった曲なんです。良寛さんをテーマにしてたので、こんな時に良寛さんがいたらなんとおっしゃるだろうかなと思ったので、ちょうどこの曲と、この文章とぴったりかなと思ったので、今回こういう形で読ませていただきました。

西 川 なんかこう、今は、四季を感じるのがまた夏のマスク生活が始まるとか、冬がこうだとか、そういう話にどうしてもなってしまうので改めて日本の四季とか、自然の豊かさみたいなものを喜ばしいものとして捉えたいですよね。

宗次郎 そうですよね。人間の欲とかはいろんなものがあるけど、余計なものは要らないんじゃないかと思うようなことも多いので、良寛さんが一言なにか言ってくれたら、すごいことを言ってくれるのかな、なんて思ったりしたもんですからね。

西 川 そうですね。では、この後はリクエストにお応えして「草原情歌」をお届けしましょう。

M② 草原情歌 / nature music世界愛唱名曲集

西 川 アルバム「nature music 世界愛唱名曲集」から 「草原情歌」でした。リクエストをくださった東京都荒川区のRN「撮り鉄一筋」さんには記念品を差し上げます。ここで、宗次郎さんからコンサートのお知らせです。

宗次郎 4月16日土曜日、 京都府綾部市の京都府中丹文化会館、それから翌、4月17日日曜日、兵庫県の三木市文化会館小ホールでコンサートをやらせていただきます。京都のコンサート、前回はピアノとギターというシンプルなバージョンでお聴きいただいていたんですが、 それ好評だったものですから、もう一回リクエストをいただきまして、今回もやらせていただくことになりました。今回はそのメンバープラス、パーカッションの方にも参加していただいて、さらに躍動感が出てくるかなと思っています。中国とか韓国でも数年前に、一緒にツアーを回ってきたメンバーなので、すごく充実した音で聴いていただけると思います。
   
西 川 チケットなど詳しいお問い合わせ先は、宗次郎さんのホームページをご覧いただくか、風音工房までお電話ください。風音工房の電話番号を申し上げます。03-6240-6609、
お電話は平日の昼間の時間帯にお願いいたします。4月16日土曜日、京都府中丹文化会館で、4月17日日曜日は兵庫県三木市文化会館小ホールにて行われます。

宗次郎 皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。そろそろお別れの時間ですね。

西 川 宗次郎さんへのリクエスト、メッセージをお寄せください。川口技研プレゼンツ「オカリーナの森」から。お相手は宗次郎と、文化放送アナウンサー西川文野でした。それではまた来週。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

NOW ON AIR
ページTOPへ