日本はバリアフリー先進国!?足りないのは気軽さ

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様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが様々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」。

2022年7月11日の放送では、日本財団の中嶋弓子さん、東京ガス株式会社サステナビリティ推進部サステナビリティ推進Gで、東京パラリンピック金メダリストの木村敬一さんをお招きし「東京オリパラ後のダイバーシティ&インクルージョンを考える」をテーマに熱いトークが繰り広げられました。日本におけるハンディキャップのある方への環境についての話になると…

中嶋:制度という点で見ると、日本は整っている一方で、街中での声掛けの面でハードルが高いみたいで、一人が声掛けをすると、みんなも一緒に「続け!!!」と動き出しますね。

入山:ハンディキャップのある方に手を差し伸べるのにハードルがあるけど、だれかがきっかけになると、一緒にやろう!ってなるんですね。

中嶋:アメリカだとエレベーターに乗るとき、困っていると気軽に「ハ~イ!」と話しかけたりするので、こうなるともっと日本も良くなるのになと思っています。

木村:私もアメリカに住んでいるときによく声をかけられたのですが、それが軽くて快適だなと思っていました。毎朝、同じ時間に、同じ場所で、同じ人から「何か困っていることある?」って聞かれたんです。日本で声をかけていただくときって、すごく勇気を振り絞って声をかけてくださって、何かその気持ちに応えた方が良いのかなって思ってしまって(笑)


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ゲスト紹介
中嶋弓子さん
大学在学中にボランティアサークルの立ち上げを経験し、卒業後は、オリンパスに就職。その後、日本財団へ転職し、2016年から「難病の子どもと家族を支えるプログラム」を担当。難病の子どもと家族のためのモデル拠点を全国30か所に整備されました。これ以外にも、事業開発、助成金や寄付調達、難病児支援等をテーマにした講演、セミナーの実績も多数。

木村敬一さん
2歳の時に病気で視力を失うも、小学4年生で水泳をスタート。2008年には北京パラリンピックに初出場、2012年のロンドンパラリンピックでは、銀・銅1つずつのメダルを、2016年のリオデジャネイロパラリンピックでは、銀・銅2つずつのメダルを獲得。
2021年の東京パラリンピックでは、男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)で悲願の金メダルを獲得。2022年6月12日から18日まで開催された東京パラリンピック後、初の世界パラ水泳選手権大会で、4種目に出場し、100mバタフライでは
金メダルを獲得。出場全種目でメダルを獲得しました。半生を綴った自伝「闇を泳ぐ 全盲スイマー、自分を超えて世界に挑む。」が昨年発売され、重版がかかるなど、パラアスリートとして注目される一方、東京ガス株式会社 サステナビリティ推進部サステナビリティ推進Gに所属。


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