デンマーク人の考える、【幸福=リッケ】のすゝめ

デンマーク人の考える、【幸福=リッケ】のすゝめ

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PodcastQR番組:定住旅行家ERIKO 旅して暮らしてせかいとことば

「ことば」とともに世界中に定住する魅力をお伝えする番組『定住旅行家ERIKO 旅して暮らしてせかいとことば』。今回ご紹介するのは、北欧の国・デンマーク!日本人にとってデンマークと聞くと環境・福祉・洗練されたデザインなどをイメージするかもしれません。そのイメージ通りデンマークは幸福度ランキングが同じく北欧・スウェーデンに次いで2位の、一見すると幸せな国なんです。その「幸せ」の極意を定住旅行家ERIKOが迫ります。



前回はデンマークの国民性についてご紹介しましたが、今回はデンマーク人の住まいから見えてくるデンマーク人特有の「幸福」の捉え方についてご紹介していきます。

ERIKOによると、ヨーロッパのなかでも家族や友人と集うことを特に好むといわれるデンマーク。ERIKOが三週間ほどデンマークに滞在した際にも近くに住む子供たちが両親の家に朝から晩まで滞在することもあったといいます。ですが同居するわけではなく、あくまでも子供たちは他の家で自立した生活を送ることがデンマーク人のステータスなのだとか。

多くは18歳で親元から自立し生活を送るデンマーク人にとって住居を変えるタイミングが人生の中で3回あるとERIKOはいいます。それは親元を離れる「大学時代」、「結婚」し子供が産まれて郊外住む時、「子離れ」し夫婦だけで住む時だそうです。住居を変える際にもやはり「家族」という存在がデンマーク人にとって重要なものだということが分かりますよね。家族や友人に囲まれて幸福なイメージにぴったりな気もしますが、ERIKOいわく南米のように目に見えて幸せそうな感じはしなかったといいます。

そんなデンマーク人に「あなたは幸せですか?」という質問したERIKOに対し、「天気がいい時は幸せ」や「人と集まっている時は幸せ」と条件付きで幸せと答えるデンマーク人が多かったといいます。幸福度2位の国にもかかわらず「幸福」という言葉がないデンマーク人はリッケということばで日々の小さな幸福を表すそうです。デンマーク人の幸せの極意は、日々の生活に小さな幸せを見つけて生活することなのかもしれません。とても素敵じゃありませんか?

今回はデンマーク人の幸福感についてご紹介しました。皆さんも小さな幸せPodcastで拾い集めてみませんか?

 

『定住旅行家ERIKO 旅して暮らしてせかいとことば』は毎週金曜日に新しいエピソードが配信されます。

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