「みんな西遊記メイクのまま町中華に行きました」スペシャルゲスト西田敏行が超人気ドラマの舞台裏を明かす

「みんな西遊記メイクのまま町中華に行きました」スペシャルゲスト西田敏行が超人気ドラマの舞台裏を明かす

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文化放送の上層部も驚いたSPゲスト、西田敏行さんが10月21日の「くにまる食堂」にご来店。様々なドラマの撮影秘話を語った。

野村邦丸アナ「私が覚えてる西田敏行さんとの初遭遇は「新・坊っちゃん」(1975年・NHK)なんですよ。」

西田敏行「おー、嬉しいですねー!」

邦丸「西田さんは「山嵐」役だったんです。自由自在というか、なんだろうこの俳優さんはって思ってました。」

西田「脚本は市川森一さんで、「山嵐」を会津藩氏族に「赤シャツ」を長州藩氏族にして、過去の因縁を「山嵐」と「赤シャツ」の仲の悪さにオーバーラップさせてドラマが進んでいくんですね。」

邦丸「そして日本全国に西田敏行さんの存在を知らしめたのは「西遊記」(1978年・NTV)ですよね。」

西田「そうですね。全国区になったかなって意識したのはその辺りですかね。」

邦丸「西遊記については視聴率うんぬんを話すのも野暮なぐらい、とんでもないおばけ番組でした。西田さんは猪八戒役で、あと堺正章さん、岸部四郎さん、そして夏目雅子さん、皆さんものすごく仲が良くて、4人いつも一緒にいたそうですね。」

西田「もう撮影のスケジュールが、とってもきつかったもんですから、とにかく4人結束して「体を大事にしましょうね」 みたいな感じだったんです。睡眠時間も3時間か4時間ぐらいが毎日で、何本も連続で撮影があるもんですから。そのときマチャアキさんの主治医みたいな人が点滴で疲労回復しようって、役者の控室にわざわざ来てくれて、点滴を4人分セットして休憩時間に打ったこともありましたね。」

邦丸「4人全員で点滴を?」

西田「3人じゃないから川の字にはなれないので、夏目雅子の隣になるのは誰なのか?1人必ず外れるわけですよね。岸辺四郎は「ほの字」というかものすごく夏目さんが好きだったんですね。マチャアキさんはマチャアキさんの権力がありましたから、そうすると弾かれるのはどうしても猪八戒になっちゃうんです。私は点滴ではずいぶん損をした感じがありましたけど、ともかく3人とも夏目雅子の三蔵法師が大好きで、昼休憩なんかも一緒にご飯に行きました。お寺みたいなところでも撮影したんですけど、メイクを解くのに時間がかかるので、そのまんま街中に降りてってましたね。」

邦丸「そのまま?猪八戒のまま?」

西田「夏目さんは坊主のまま。それで町中華に入って、私が豚料理とご飯を頂いたら、店の人に「あ、共食いだ」って言われちゃいました。」

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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