プロのオーボエ奏者のリード作りはアシの原木から削る!?オーボエ奏者あるあるとは?

プロのオーボエ奏者のリード作りはアシの原木から削る!?オーボエ奏者あるあるとは?

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毎週火曜、夜9時から放送している「ガキパラ ~NEXT STAGE~」。11月15日(火)の放送は、みゅ~ぱらのコーナーにオーボエ奏者の宮村和宏さんにお越し頂きました!

宮村和宏さんは、神戸市のお生まれ。
これまでに「第3回高校生国際芸術コンクール」、「第69回日本音楽コンクール」のオーボエ部門で第1位を受賞。
東京藝術大学 音楽学部 器楽科を卒業とほぼ同時に東京佼成ウインドオーケストラに入団し、楽団の活動の他にリサイタル活動やソリストとして数多くのオーケストラや吹奏楽団と共演します。
現在は、東京佼成ウインドオーケストラのオーボエ奏者として活動しながら、東京藝術大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学で後進の育成にも力を入れています。

今回は、宮村さんにオーボエという楽器の魅力を教えて頂きました。

オーボエのボディが黒色なのはグラナディラという黒い木を使っているからで、黒く塗装しているわけではありません。また、「ギネスで一番難しい木管楽器」として登録されていますが、宮村さん曰く「リードがシビアとか言われていますが、オーボエを吹く人の性格ではないでしょうか」とコメント。オーボエ奏者は自己主張が激しい方が多いそうで、「自分の楽器が難しい!」と声が大きかったからではと笑いを交えてお話してくれました。

しかし、そこからオーボエの吹き口であるリードのお話になると、「フランスからアシの原木を輸入して、それを割ってかんなで削って、型を取って、チューブに巻き付けて・・・」と気が遠くなるような作業工程に、シンディも「それが難しい原因ですよ!」とツッコミをいれていました(笑)プロのオーボエ奏者は自分でリードを作るお話は全員が興味深々でした。

最後は、ピアソラの「リベルタンゴ」を生演奏して頂きました。

宮村さんが演奏したオーボエはYAMAHAの「 YOB-832 H-limited Black Opal」です。

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