【第99回箱根駅伝】「7区佐藤一世のところで1分半くらいなら」青山学院大学・原晋監督、往路終了後コメント
第99回箱根駅伝。前回優勝の青山学院大学は往路終了で3位。原晋監督のコメントです。
Q:往路の順位について
A:3位は想定内ですけどタイムがね、基準の危険水域の1分半以内でレースを進めたい思いがあったので、最後の山で2分ついたのは残念です。
Q:レースの流れというと、まず近藤幸太郎選手(4年)、素晴らしかったですね。
A:素晴らしかったですけど、やっぱり1区から駒澤の後手後手に行ってるかなぁと。3区は横田(俊吾、4年)が逆に利用されて突き放せず後手後手に回ったと思います。
Q:4区太田蒼生選手(3年)も素晴らしかったと思いますが。
A:やっぱり駅伝男ですね。太田は故障に悩まされたんですけど、10月以降は練習を再開してここまで力を発揮する選手ですから、来年はエース区間の2区を走るランナーだと思います。
Q:山は若林宏樹選手(2年)かなと思っていましたが?
A:前日の朝練習で体調不良を訴えてきて、もう駄目だと。想定していたタイムよりも2分悪かったですね。ただ脇田(幸太朗、4年)もそれくらいの力を持っているだけに、インカレなど経験の差がでたかなと。
Q:1分半が危険水域と言っていたが、やはり背中が見えるかどうかというところでしょうか?
A:そうですね。もう2分離れていると一つの区間では取り返せないので、背中の見える1分半、1分以内に縮めて先頭にプレッシャーを与えていきたいですね。
Q:明日のスタートが重要になってくる
A:やっぱり6区の山下りでしょうね。ここで更に離されるとジ・エンドという形になるので、山下りから勝負をかけていきたい。
Q:もう一つ重要な区間を上げるとしたら?
A:7、8、9、10ですかね。佐藤一世が調子良いので、佐藤のところで1分半くらいだったら1分に縮められて8、9、10で追い込むことができるので、山下りでしょうね。山下りで2分以内になれば面白い展開になる。
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この記事の番組情報
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2025年1月2日(月)・3日(火) 7時30分~14時30分
青山学院大学の連覇か、駒澤大学の王座奪還か、 それとも國學院大學が初優勝で三冠を手にするのか—— 「3強」の様相を呈する今シーズン。2日間、10区間合計217…