【ゲスト回】「人を選ぶ技術」著者、小野壮彦さんに聞く!『長尾一洋 ラジオde経営塾』2/27(月)放送

【ゲスト回】「人を選ぶ技術」著者、小野壮彦さんに聞く!『長尾一洋 ラジオde経営塾』2/27(月)放送

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経営コンサルティングのエキスパート長尾一洋社長が、悩めるビジネスマンのご相談に回答する当番組。
2023年2月27日はゲスト回!

昨年末に上梓された『経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術』が大きな話題を呼んでいる、

グロービス・キャピタル・パートナーズ ディレクター小野壮彦(おのたけひこ)さんにご出演いただきました。
小野さんと長尾社長、松尾アナの3人のトークの一部をご紹介します。
※テキスト化にあたり、発言に一部、省略や再構成を加えています。

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■『人を選ぶ技術』はどのように磨かれたのか

ビジネス界を中心に大きな注目を集めている『人を選ぶ技術』。

その著者である小野壮彦さんにお話をうかがいました。

小野壮彦さん 略歴(グロービス・キャピタル・パートナーズHPより)
アクセンチュア戦略チームを経て、プロトレード を創業。M&Aにより楽天へ事業譲渡。その後、プロ経営者として、Jリーグ、ヴィッセル神戸、家電ベンチャー アマダナの取締役を歴任。経営人材コンサルティングのエゴンゼンダーに参画し、パートナーとして経営陣へのアセスメント、コーチングおよびヘッドハンティングを実施。近年はZOZOに本部長として参画。プライベートブランド立上げ、および国際展開をリード。
2019年10月、グロービス・キャピタル・パートナーズ入社。
早稲田大学商学部卒、ミラノ・ボッコーニ大学MBA

まずは経営と人材のプロとして『人を選ぶ技術』を執筆するまでに、小野さんがたどって来られたキャリアについてうかがいました。

小野さん:

一言で言うと、ずっと自分探しをしてきた人生ですね。
一番最初は普通にサラリーマンを。大きなコンサルティング会社に入って3年間働いたときに、何を思ったか会社を作って起業したんです。
「いつか社長になりたい」という夢があって。一国一城の主に憧れてやったものの、うまくいかなかったと。
そこで楽天に拾っていただいて、三木谷さんとお仕事させていただいて。そこから自分探しですね。
「社長にもう1回挑戦してみたいな」とか「プロ経営者みたいな道があるのかな」とか「自分でもう1回起業するのかな」とか「投資って何なんだろう」とか。
1回もう会社をやってしまったので、ちょっとネジが外れちゃって(笑)、いろいろなことをやってみたというのが自分の人生です。

松尾アナ:
Jリーグのヴィッセル神戸にも関わっていらしたんですね。

小野さん:
ちょうど楽天の三木谷さんが買収されたタイミングで。僕サッカーが大好きなので「お前、サッカー好きだったらやってみるか?」みたいな話で(笑)。

当時31歳で、Jリーグ始まって以来の若造取締役みたいな形になっていて。
そこからその後いろいろやってみたのですが、どうも自分は社長に向いてないぞ…というのがわかりました。
逆に社長を支える立場の仕事…ということで、経営者に特化したヘッドハンティングの会社へ。
非常にニッチですがスイスの世界的な会社で『エゴンゼンダー』というところがありまして、そこで10年。いわゆるヘッドハンティングの仕事をやってまいりました。
その経験がもとになったのが、今回の『人を選ぶ技術』という本になっています。

■誰を選ぶかですべてが決まる

松尾アナ:
ご著書のメインテーマが「誰を選ぶかですべてが決まる」ということかと思いますが、それを実感したのはいつ頃ですか。

小野さん:
明確に思ったのは、自分がヘッドハンティングの仕事をしていた時ですね。
トップが代わる、社長が交代すると会社はガラガラっと変わるんですよね。
中小企業さん、ベンチャーでも、トップに限らず役員の方が1人入るだけで会社ってものすごく変わります。
そのパワーに大きいものを感じたので、人とはとても大事だなと。その裏返しとして悩みも大きいんですよね。そこで書いてみたいと思いました。
■長尾社長の視点「”人を選ぶ”テーマは難しい?」

番組中盤では『人を選ぶ技術』を読了し感銘を受けた長尾社長が、小野さんにインタビュー!
気になるポイントを深掘りしました。

長尾社長:
“悪”というか、悪い面って、なかなか言いにくいんですよね。
人を見る目については、コンサルタントとして当然相談されるけど、やはり日本人はみんな性善説。相手に悪い面があるのではと、疑いの目で見ること自体を忌み嫌うというか。
「社長、社員を信じていないんですか」「なんで人を信じられないの?」みたいになるので、そこら辺が非常に書きにくいテーマなんじゃないかと思うんですが、いかがですか?

小野さん:
仰るとおりで。
まず『人を選ぶ技術』というタイトル自体、出す時結構ドキドキしました。
割と上から目線な話じゃないですか?
「人を選ぶなんてけしからん!」と。実際私もそう思っていまして。
私の本の中では善悪というよりは、有害/無害という言い方をしていますが、本人は決して悪ではないのですが”有害”な人ってやっぱりいて。そこですね。一番言いたかったところは。
■長尾社長の視点「ソース・オブ・エナジーの指摘に脱帽!」

長尾社長:
「ソース・オブ・エナジー(エネルギーの源泉)」でしたか。
表のスキルや能力ではなく、裏に隠れた根底の部分を捉えているというかね。
その源泉が”劣等感”と”使命感”というご指摘をされてて、素晴らしいと。やっぱり本物だなと思ったんですが、そのへんはどうですか?
小野さん:

大経営者の方々、またそういうポジションを担おうとされる次世代経営陣の方々、多々お会いして「何でこの人たち、こんなに頑張るんだろうな」って、やはり不思議に思うんですよね。
ただ深く深く人柄をおうかがいすると、その2つ。使命感がすごくある部分と、劣等感。
劣等感って悪いものだと皆さん思うじゃないですか。それをプラスに転化されている方が多いと思いますね。

長尾社長:
“陰と陽”であらわされていましたが、まさにね。
表面は使命感でキレイに語られるんだろうけど、やはり裏には劣等感があった…みたいな。

小野さん:
使命感がダークサイドに落ちると、これはこれで…。

例えばPTAの方が一生懸命「地域のために」とやっていたのが、「何であなたはやらないんですか!!」みたいに、使命感が強いあまり裏に出てしまうこともあるし、逆に劣等感が表に、良い方向で出ることもあるし…ということですね。

■人を見抜き、自分を見抜けば、人生はちょっとラクになる?

MCの松尾アナが注目したのは「人を見抜くことは自分を見抜くこと」という一節です。

松尾アナ:
本の中で「人を見抜くことは自分を見抜くこと」とあり、私、読みながらちょっとドキッとしたんですよね。これはいったいどういうことでしょうか。
小野さん:
僕自身がそうだったんですが、自分自身を知るのが一番難しいんですよね。
いろいろな方にいろいろ言われるし。
「じゃあオマエは何者なんですか?」と自分に問うのは、やはり結構苦しい作業で。
でもやはり自分自身がわからないと、深い意味で他人を理解することもできない。
何というか、セットなんですよね。他人を見ることと自分を知ることは。
今回「この本を読んでいただけると、いいことがありますよ」と書いているんです。
自分のことをもう少し知れるかもしれない、そうすると苦しいことも少し減るかもしれませんし、何となく気楽に人生が送れるかもしれない。
そんな、ちょっとしたオマケみたいな効果がついてきますよ…ということを書かせていただきました。
■人を見るときは目に注目!

人を選ぶ技術の本当の考え方や鍛え方は、小野さんのご著書を読んでいただくのが一番。

そこで番組では、明日すぐに実践できるTIPSを1つだけうかがいました。

小野さん:
人を見るとき、ちょっとだけ相手の目を注意してよく見ていただくといいかもしれません。
これには科学的な根拠があるんですが、まばたきの回数が少ない人はサイコパス傾向があります、と。ちょっとコワいんですが。
サイコパスとは正確な意味で言うと、犯罪者につながる変質的な方々ですが、世の中には犯罪者じゃなく社会的にも大きな問題はないけれどサイコパス思考がある人がいます。
“マイルドサイコパス”って僕は呼んでいるんですけど、他人の痛みを感じられない、他人を操縦しようとする、ルールを曲解する、そういうタイプの人。まばたきの回数が少ないんです。

長尾社長:
これ、いますからね。本当にね。

それこそ犯罪じゃないんですよ。だけど裏でビミョーに邪魔くさいことする。あっちに悪口、こっちに悪口言って仲違いさせていったりとかね。悪というより”よこしま”とか、そんな感じでね。
小野さん:

そうですね。営業組織だったら「隣の営業部のライバルを蹴落としてやる…」みたいなことをやったり、部下をとことんまで絞り取って追い込むとかね。
そういう時にまったく人の痛みを理解できない人というのは、一定いらっしゃるんですよ。
マイルドサイコパスだと人口の4%5%くらい。学校のクラスで例えると、1クラスに1人はいますね。

■リスナーの皆さまへメッセージ

番組の最後には、番組リスナーの皆さまへ小野さんからメッセージをいただきました。
小野さん:
皆さん多分、人間関係とか人関係でとても苦労されるんじゃないかと思いまして。
これは古今東西、場所や時間を問わず定番だと思うんですね。
ただ、ちゃんと人を”見切る”というか。見切って、それを”見立てる”と、私の本では言っているんですが、そこをやると実は仕事もプライベートも楽になります。
人を見る、見切ることによっていいことがあります。何かというと、人を信じることができるんです。
一例として車でたとえると、プリウスっていい車なんですよ。だけど「なんでオマエはポルシェみたいに走れないんだ!もっと速く走れ!」ってプリウスを操縦したら、それは不満になりますよね。
だけど「なんて燃費がいいんだ!すごいな!」って言ったら、結構幸せじゃないですか。
そういうことだと思っています。
人間をみんな同じように「これだけお給料払ってるんだからこれだけやってくれよ」と扱うのはすごく乱暴な話で。それぞれに強みがあったり特徴がある。
それを理解して、その人に適切な期待値を持っていると「これだけ走ってくれて、ありがとうプリウス!」って思えるじゃないですか。そんなことかなと思っています。

今回テキストでご紹介した部分以外にも番組内では、小野さんのさらに詳しいキャリアや、自分と向き合う方法などなど興味深いお話がたくさん飛び出しました。

お聴き逃しの際はぜひradikoやSpotifyなどからお楽しみください!

 

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