食文化研究家・佐々木敬子 エストニアにハマったきっかけ

食文化研究家・佐々木敬子 エストニアにハマったきっかけ

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「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー「10時のおとなりさん」の5月10日のゲストに、食文化研究家の佐々木敬子さんが登場! 会社を辞めるほど夢中になっているエストニアの魅力とは?

佐々木敬子さんは、食文化研究家、エストニア大使館公認市民外交官として活動。会社員時代から、休暇は旅をしながら趣味で現地の料理教室や家庭に入り、その土地の味を修得。
現在は、料理教室「エストニア料理屋さん」、バルト三国情報サイト「バルトの森」を主宰している。

鈴木おさむ「なんでこんなにハマったんですか?」

佐々木敬子「私の夫がエストニア人で、夫と出会ったことがきっかけなんです。実はマッチングアプリで出会ったんですけど、最初に“あなたは私のタイプじゃない”って言われたんですよ。そんなビックリするやりとりから始まって、彼の出身国がエストニアだと知って、“どこだろう?”とネットで調べてみたんです。そして夫よりも国が気になっちゃって、どんどんハマっていきました」

鈴木「へー。それまで会社員をしていたのに辞めて、その後、パートナーになってエストニアに行ったんですか?」

佐々木「いや、ずーっと日本で暮らしてるんです」

坂口愛美アナ「日本で出会って暮らしてるんですよね?」

佐々木「そうなんです。あるときエストニア人の夫が、“俺、パン食べたい。日本でいくら探してもないから作る!”と言い出して、それから20回くらい失敗した後、彼が“これだ!”と言うパンが出来たので“こんなパンができた”と皆さんに紹介すると、教えて欲しいということになりました。それで週末だけ、みんなでパンを作るイベントを会社員と並行してやってました」

鈴木「それから会社を辞めちゃったんでしょ? 家の35年ローンの半年目で!(笑)よく辞めましたね」

佐々木「もう20年くらい会社員をやって、ずっと営業職だったんですけど、だんだん慣れてしまったり新鮮さが無くなっていて。一方で週末だけ色んな方とお会いできて、仕事と関係ない人間関係ができてすごく楽しかったんです。日頃の生活にも疲れて悩んでいた時期に、夫に“あなたはどっちが楽しいの? 楽しい方を選んだらいいんじゃない?”って言われて、ローンのこと忘れちゃって(笑) それで会社を辞めて、楽しいことばっかりやってます」

鈴木「今のお仕事のメインは、バルト三国情報サイト『バルトの森』の運営なんですよね? これはどんなサイトなんですか?」

佐々木「日本にいてバルト三国の情報ってなかなか入ってこないんですね。それが真実なのかどうかも分からなくて、そんな折コロナ禍になってしまって。私自身もエストニアしか知らなかったのですが、他のラトビア、リトアニアについて聞かれることが多くなってきたので、調べないといけなくなったんです。ただ現地には行けないので、オンラインのやり取りで現地の人を紹介してもらって、一人一人インタビューをしました。『バルトの森』はそれを記事にまとめたサイトです」

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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