石川県で震度6強に続き千葉県で震度5強・トカラ列島近海で震度5弱…頻発する地震!

石川県で震度6強に続き千葉県で震度5強・トカラ列島近海で震度5弱…頻発する地震!

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毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です


1年間に、日本で起きる震度1以上の地震は何回ぐらいだと思いますか?
2022年は1964回、2021年は2024回。
つまり1日5~6回、日本のどこかで体に感じる地震が起きているのです。

それにしても5月5日の石川県珠洲市で起きた震度6強の地震以降、強い揺れが多いように感じます。
5月11日には千葉県木更津市で震度5強
5月13日には鹿児島県トカラ列島沖で震度5弱
震度4でみると北海道日高地方や青森県東方沖などでも発生しており、震度4以上の揺れは5日~14日までに10回を超えています

11日早朝、千葉県南部の地震について、気象庁・鎌谷紀子地震津波監視課長は落ち着いた口調で解説してくれました。

千葉県で震度5強を観測するのは2012年3月14日の千葉県東方沖地震以来。
まだ、多くの人が眠っている時間帯の地震でした。
眠る部屋だけは物が落ちてこないように、また家具は背の低いものを選び、倒れる向きを考えて置きましょう
またこの日、東京など首都圏のエレベーターも一時およそ6000台が緊急停止するなどの影響が出ました。
もし地震が起きた時エレベーターに乗っていたら…
エレベーターは、一定の揺れを感じると最寄りの階で自動停止するものが多くなってはいますが、全ての階のボタンを押して、停止した階ですぐに降りるようにしてください。

ところで、震源は千葉県南部で、最大震度5強を観測したのは少し離れた千葉県木更津市。震源の真上が最も揺れるわけではありません。なぜか…?
(↓ 気象庁HPより) 


鎌谷課長によると、今回は震源の深さが40キロとやや深い地震で、浅い地震だと震央の周辺に大きな震度が出ることが多いそうです。
震度の大きさというのは、地盤の強弱や震源からの地震波の伝達の程度などで、震央から離れた所でも大きく出ることがあるそうです。

5月14日の「防災アワー」
国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課長 豊口佳之さんのインタビューをお送りしました。


国土交通省のハザードマップポータルサイト「重ねるハザードマップ」が5月中にユニバーサルデザイン化されるということです。
その地域の災害の危険を文字情報で表示できる機能をつけ、音声読み上げソフトを使えば、視覚障害のある人も確認できるようになるというものです。

また国土交通省の「川の防災情報」は、レーダー雨量、河川の水位、ダムの情報、河川のライブカメラ映像が確認できます。
一度確認してみてください。
聞き逃したという方はradikoでぜひどうぞ。

気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子





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