【上岡龍太郎さん死去】 大竹まこと、師と仰ぐ上岡龍太郎さんとの思い出を語る。「私にとっては大阪では上岡さん、とってもお世話になりました。」

【上岡龍太郎さん死去】 大竹まこと、師と仰ぐ上岡龍太郎さんとの思い出を語る。「私にとっては大阪では上岡さん、とってもお世話になりました。」

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大竹まことが、本日6月2日(金)、レギュラー出演している文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』の生放送内で、故・上岡龍太郎さんと思い出について次のようにコメントをしました。

【以下、大竹まこと氏のコメント】
「15分くらい前にこのニュースが飛び込んできて。かなり驚いて、『えー』と思いました。亡くなったのが5月19日ということだけれど、私、5月15日のNHKラジオの番組(『ラジオ深夜便』)に自分の師匠について語ってくださいということで出演して。 “大阪では上岡さんを師としている、とても感謝している”と話したところだった。」

「昔大阪での上岡さんの番組に呼ばれて。そこには関西の重鎮もたくさんいらして、私のようなものが簡単に口出せるようなところじゃなかった。ずっと黙っていた。(収録が終わって)上岡さんが俺のところに来て、『大竹、お前は卑怯だ。なんでちゃんと喋らないんだ』と言われて。大阪は『じゃあ○○さん』って振られないんです。大阪のルールを僕も知らなかった。ただでさえ発言できるような場じゃないのに。当時の社長に『あの仕事は失敗したと思う』と話した。そうしたら2、3か月後にまた同じ番組から仕事が来て。どうせだめなんだからと思って喋り倒してきた。収録が終わったら上岡さんが飛んできて、『大竹、お前喋りすぎた!』って。それから大阪の、特に上岡さんの番組に呼ばれるようになるわけで。それからこのラジオが始まるまで、東京と大阪と名古屋をかけもちする仕事を毎週やることになった。」

「上岡さんにはもう一つ、大事なことを教わって。ある日に『大竹、芸人は何したらいいか知っているか。芸人は物事の核心を掴むんだ。物事の芯を掴んだら、その周りをハエみたいにブンブン飛んでりゃいいんだ』と。芯を掴んだら、正義のなたをふるったりする必要はなくて、いろんなことを言って笑わせたりしろという意味だと解釈した。ブンブン飛んで茶化しておけ。切り込んだりするんじゃなくて、と。その教えは私のそれからにものすごく大きく影響していますね。」

「私にとっては東京では(北野)武さん、大阪では上岡さん、とってもお世話になりました。」
 
上岡龍太郎さんは、流暢な話術で、多くのラジオ番組やテレビ番組を通じ、お茶の間に沢山の笑顔を届けて下さいました。上岡龍太郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
大竹まことのコメントはradikoから聴くことができます。

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