原作至上主義のファンは明治期からいた!?

原作至上主義のファンは明治期からいた!?

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女装パフォーマーのブルボンヌと、伝統芸能研究家の重藤暁を迎えた6月9日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。
特集コーナーでは「人魚姫の肌の色は重要?」というテーマでお届けした。

今日から日本でも公開がスタートした映画「リトル・マーメイド」。大人気ディズニー作品待望の実写化で注目を集めているが、主人公である人魚姫・アリエルのキャスティングをめぐり、公開前から様々な議論が巻き起こっていた。

原作のアニメーションでは白人のルックスをしていたアリエル役を、今作で演じるのは黒人女性であるハリー・ベイリー。人種差別を過剰に意識したと捉える人々や、人種の壁が取り払われたと喜びを表す人々がいるなど、「優れた歌唱力を理由に彼女を選んだ」とディズニーが公式見解を述べたあとも、ネット上では引き続き議論が巻き起こっている。

西川あやの「(ファンからの)いろんな意見があるんですけど、それだけ多分、原作のアリエルに対する思いが強いっていうことなんでしょうね。歌舞伎とかって、演目はずっと一緒で、演者が変わりますけど、こういったいろんな発言とかあるんじゃないですか?」

重藤暁「原作に保守的な人たちっていうのはずっといて、明治期ぐらいには“團菊爺(だんぎくじじい)”っていう人たちが出てきたんですよ」

ブルボンヌ「“團菊爺”!?」

重藤「それは何かって言うと、『九代目市川團十郎と五代目尾上菊五郎しか認めない!俺は!』みたいな…」

ブルボンヌ「いいね、そういう人のことを『じじい』って言っていたのね(笑)?」

重藤「で、なんかこの騒動を見てると、團菊爺って各ジャンルにいっぱいいるんだなって思いました(笑)」

ブルボンヌ「日本のアニメが実写化されたときも『許せない!ありえない!』って必ず毎回怒られてない?」

重藤「それと同じじゃないですか?有色人種だろうと何だろうと『俺のアリエルを壊すな!』みたいなのって、まさに團菊爺が言っていたのと同じような気がしていて」

ブルボンヌ「たしかに同じ会社が出すアニメの実写化として『肌の色が違う!』って思う最初の気持ちはわからなくもないというか。わたしも正直、(実写版リトル・マーメイドの)最初の発表を聞いた時に『あっ、また荒れるな』って思ったんだよね。だけど、それを敢えてやることに意味があるっていうのを、あれだけ儲けてらっしゃるディズニーさんなので、そこもお商売の目線で読んだっていうのもあるわけじゃん。『ポリコレ関係ないよ』と言いながら全体的にはポリコレ的な概念を含むキャスティングとかお話とかに、どんどんディズニーが変えているんだよね。ただ、『リトル・マーメイド』は本来、白人・黒人で判断する以前に“人魚”だから」

西川「それ思いましたよね。だったら『演じてる人が人魚じゃないじゃん!』っていう議論になっちゃいますもんね(笑)」

さらに、米・中・韓での「リトル・マーメイド」の興行収入や、マーベルの映画「ブラックパンサー」などについても話した。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。

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