人助けランキングで世界ワースト2位の日本。その順位は本当に正しい!?

人助けランキングで世界ワースト2位の日本。その順位は本当に正しい!?

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女装パフォーマーのブルボンヌと、伝統芸能研究家の重藤暁を迎えた9月29日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。
特集コーナーでは「人助け文化をクリエイティブ」というテーマでお届けした。

2022年にイギリスの慈善団体が発表した「世界人助け指数ランキング」で、先進国でありながら世界ワースト2位に選ばれてしまった日本。

“おもてなし”や“思いやり”といった国民性が世界から評価される一方で、海外に比べて寄付やボランティアがあまり活発ではないという事実もある。

西川あやの「世界人助け指数……」

重藤暁「初めて聞いた(笑)」

西川「イギリスっていうのは本当にいろんな調査をしているわけですけども。これは、寄付をしたか・ボランティア活動をしたか・見知らぬ人を助けたかといった質問事項に対するアンケート結果をもとに集計される指数ですね」

重藤「これは自己申告なんですよね?」

ブルボンヌ「そこだよね。日本人気質には、こういう自己申告アンケートはそもそも不利だ、みたいな前提も透けては見えるってことだよね。それこそワールドカップのときに『スタジアムを綺麗にする日本人』みたいに、世界目線でも『ちゃんとしてる』って評価されることはあったはずなのに、こういうアンケートになると途端に最下位とかブービー賞になるのはビックリしちゃうよね」

西川「そうなんですよね。ただ、このレポートでは日本について『先進国としては珍しいほど市民団体が少ない』とか『チャリティーの規則が複雑で、国の対策に対する期待が高い』とか『組織化された非営利団体が出てきたのは他の国と比べてかなり最近だ』っていう指摘・分析もあるんですって」

重藤「なるほど!自己申告だと『このアンケート結果はなんだかなぁ…』って思っちゃうけど、これを言われると信憑性が一気に増す」

西川「たしかにチャリティーイベントみたいなもの自体、海外に比べると少ないっていう印象はあります」

ブルボンヌ「そうだね。『社会に能動的にコミットしよう』みたいな感覚の人が少ないのは本当で、海外に行くと毎週のように何かのテーマのパレードとかデモ行進とかがあるんだけど、日本は『そういうことをするなんて、なんか不満でもあるの?』みたいに、そういう活動すること自体を否定的にとる人が多いイメージがあるよね」

さらに、人助け指数ランキングで高順位だった国や、日本のボランティア活動などについても話した。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。

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