『なかじましんや 土曜の穴』
2月16日の放送は
「CM1本勝負」で
大和ハウス工業「リフォーム」篇の
制作裏話をご紹介。
「プレゼン!」では
おもしろいコンセプトの本屋さんの
最新事情をお伝えしました。
メッセージテーマは
この日の「しんやの部屋」のゲストに
『居酒屋へ行こう。』の著者
太田和彦さんをお招きしたことから
「居酒屋と私」に
まつわるエピソードを募集しました。
■ CM1本勝負
話題のテレビCMの魅力・制作の裏側に迫る!
◆ 大和ハウス工業
「リフォーム」篇
役所広司さんが2008年から出演している
大和ハウス工業の最新CMについて
CMプランナー・多田 琢さんに
お聞きした制作裏話をご紹介しました。
◆ 宇宙船とモンスター ◆
壮大なスケールのSF映画を連想する
セットと音楽――。
時代設定は「近未来」
役所さんは
「火星探査ロケットの宇宙飛行士」
モンスターは「火星から
持ち帰ってしまった生物
"DOUBLE FACE"」。
宇宙船の中で役所さんがモンスターから
必死に逃げていると、緊迫の場面なのに
妻から電話がかかってきて
リフォームの話をされる・・・。
リフォームを
「家と家族の再出発」と考えた場合、
それは"どこにいようと、
何をやっていようが"関係なく
大事なこと。そのことを強調するため
敢えて、ありえない
荒唐無稽な状況の中で表現しようと
宇宙船を舞台としたそうです。
◆ 妻は誰? ◆
役所さんのスマホの画面に
小さく顔写真が映りますが
妻の声は 大竹しのぶさん。
身を潜めていた役所さんは
妻に責め立てられた末、
大声を出さざるを得なくなり
モンスターに見つかってしまいます。
(中島)「取り込んでいるときに、
全然"別次元"の人から
かかってくる電話――。
飲んでる場所から仕事場に
かかってくる・・・
誰にでもあるような
電話を通じた大きなペーソスが
根っこにあり、
これを大竹しのぶさんという
女優さんに演じさせている、
この企画がまんまと面白く
なっているのは、こういった
いろんな要素が積み重なって
できているんだと思います」
■ 妄想五・七・五
■ 今週の優秀作品 ■
簡単に 性格なんか 直らない
(さいたま市 RN・鳴くよ「ウグイス」「九官鳥」さん)

「思わず出た
五七五ですね。
わかる。
気持ちが先にあって
五七五、無理やりという
ことではあるんですけど
きれいになってますね。
素晴らしいですね」
■ 今週の月桂冠賞 ■
お酒にまつわる作品の中から毎週1本選出!
百薬の 長で持ってる この命
(つくば市 RN・つくばいち坊さん)
(舘谷)「『酒は百薬の長』と」
(中島)「ですね。
適量を守って
健康的にお飲みください」
あなたの 妄想・願望・ふと気づいたことなどを
五・七・五で表現してご応募ください。
■宛て先:ana@joqr.net「妄想五・七・五」の係
■プレゼント
◆投稿採用・・・オリジナル入浴剤セット
◆優秀賞・・・・短冊(しんやさんが作品を書き入れます)
◆月桂冠賞・・・ソフトタイプの日本酒 月桂冠「つき」2㍑


※月桂冠「つき」贈呈は二十歳以上の方に限ります
※住所・氏名・連絡先を明記してご応募ください
◆月桂冠 のウェブサイト
◆「つき」ブランドサイト
◆月桂冠賞 歴代受賞作品は こちら
■ プレゼン!
今話題のコト/モノを"プレゼン"し、★の数で判定
杉山菜摘さんが
おもしろいコンセプトの
本屋さんをプレゼン!
特徴的な個性が際立つ
書店をご紹介しました。

◆ 一冊の本を売る
「森岡書店」
取り扱う本は週替わりで
期間中、一冊(一種類)だけ。
一冊の本から派生する作品や
グッズなどを展示しながら
その本を売るお店です。

▲オーナーの森岡さん、作家の坂田さんと
取材で訪れた時は、
作家・坂田阿希子さんの
『チョコレートのお菓子』という
レシピ本と一緒に、
実際に作ったお菓子、布製のバッグ
ラッピングペーパーなどが
展示販売されていました。
(杉山)「雰囲気は
ギャラリーっぽいのかな
という感じがしました」
時には著者、時には編集者が来場し、
お客さんとのコミュニケーションを交え
一冊ずつ手渡しすることも。
作った人と買う人とが
売り場で、より近い距離でいてほしい
というオーナーの想いがあるそうです。
■ 森岡書店 銀座店
■住所:東京都中央区銀座1-28-15
鈴木ビル
■営業時間:13時~20時
■定休日:月曜日
■ウェブサイト: こちら
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◆ フリーペーパー専門店
「ONLY FREE PAPER」
お店には常時120種類ほどの
フリーペーパーが並び、
どんどん入れ替わるそうです。
フリーペーパーなので
気に入ったものは
無料で持ち帰ることができます。

▲代表取締役の松江さんと
松江さんは
フリーペーパーやフリーマガジンにも
作り手がいて読者がいる――。
これまで正当な価値を保有できる
「場所」がなかったため、
その「場所」を作ったのだそうです。
(杉山)「手作り感のある
フリーペーパー(FP)も
多くて、
学生新聞のような
イメージのFP、
温かみのあるFPも
たくさんあって、
フラフラッと来ても
面白いんじゃないかなと
思いましたね」

有料でフリーペーパーを
送ってくれるサービスもあります。
・ジャンルを選び20冊=3,000円
・全ての中から 100冊=5,000円
■ ONLY FREE PAPER TOKYO
■住所:東東京都目黒区中目黒3-5-3
Space Utility TOKYO内
■営業時間:13時~20時
日曜・祝日のみ18時まで
■定休日:月曜、火曜
■ウェブサイト: こちら
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◆ 入場料のある「文喫」
「青山ブックセンター六本木店」跡地に
去年2018年12月にオープンしたのが
「文喫 六本木」。
本を選ぶための時間と場所を
提供するというコンセプトのお店。
取り扱う本は3万冊。
喫茶室を併設した本屋さんで
入場料1,500円(税抜)を支払えば、
珈琲をお供にじっくりと過ごし、
一日中本に浸ることができます。

▲副店長の 林さんと
店内にはデスクもあり、
パソコン仕事をすることも可能。
(杉山)「靴を脱いで
クッションに横たわりながら
のんびり・・・
皆さん、ゆっくりとその空間を
満喫するという感じなんです」
■ 文喫 六本木
■住所:東京都港区六本木6-1-20
六本木電気ビル1F
■営業時間:9時~23時(L.O.22:30)
■定休日:不定休
■入場料:1,500円(税抜)
■ウェブサイト: こちら
■ 中島信也の ★判定 ■
『★★★』(星三つ)
(中島)「本ってね、
どんな出版の方に言っても
なかなか大変だ、と。
昔みたいにものすごく
売れる時代じゃない――と。
ただやっぱり、
本と出会うってすごい大事で、
僕ら広告業界でも、
本屋さんに行って
アイディアを考える――
つまり、自分の知らない
ジャンルに触れるという
意味において、
特に
『文喫』は要チェックやね」

■ 2月16日 お送りした曲
◆落陽 / 吉田拓郎
◆ラヴフール / カーディガンズ
◆できっこないを やらなくちゃ
/ サンボマスター
◆Don't Get Around Much Anymore
/ ロッド・スチュワート
◆トップ・オブ・ザ・ワールド
/ カーペンターズ・ウィズ・
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
太田和彦さんご登場のゲストコーナー
「しんやの部屋」の記事はこちら
「週刊 那須スタイル」の記事はこちら
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※ このページに掲載の内容は放送日時点のものです
【なかじましんや 土曜の穴】2019年2月16日 13:30